こんにちは。


お盆も過ぎて幾分涼しくなった気がします。


さてさて前回のボディーダンパーのインプレを書いてからタイヤエア圧の試行錯誤を繰り返し、やっと「こんなものかな?」というレベルを見るけることができたので「ボディダンパーインプレ その2」を書きます。


まず私の320dのタイヤサイズは205/55R16というBMWに乗っていられる方でこの文章を読んでいる方の中では小さいタイヤですしタイヤもDUNLOP SP SPORT MAXX という国産ブランドですからたぶんはいている方も少ないと思いますので参考程度にお読みください。


で、その上での話ですがボディダンパー装着前のエア圧はF:2.3kg/cm2、R:2.5kg/cm2でした。指定空気圧は前後ともこの値より1割くらい低いのですがその値にすると早くステアリングを切るようなコーナーではフロントタイヤのサイドウォールがよれる感じが出てきてしまい、またそれにあわせてリヤタイヤが素直にフロントタイヤについてくるような感じのセットにするとこの値になりました。


で、ボディダンパー装着直後は前回書いたようにステアリング切りこんだ途中からヨーの発生が装着前よりリニアでよいなぁ、と感じました。

しかしちょっと早めのコーナーでは「あれ、エア圧落ちたかな?」と思うくらいフロントタイヤのサイドウォールのよれを感じるようになりました。(確かめるためその後冷間時のエア圧を測りなおしたくらいです)私の想像ではボディダンパーによりサスペンションが本来の設計通り動くようになり、少しずつコーナーの通過速度が速くなった為、タイヤのよれを感じやすくなったように思います。

スタビを強化してロール速度を落としてやるという方法もあるのでしょうがまずは手っ取り早く空気圧調整から行ってみた次第です。


で、いろんな道を走りながら走っては空気入れたり抜いたりしながら得られた今のところのベストのエア圧はF:2.45(高速)~2.50(街中)kg/cm2、R:2.75kg/cm2です。やけに細かいなぁと思われる方もいらっしゃるでしょうがたとえばRを2.80にすると峠のコーナー、特に奥がきついコーナーではテールの流れが速くてコントロールがしずらい状態となります。Fのエア圧に幅があるのは2.50で高速を走ると直進性が少し低く、疲れているときなどはハンドルを保持するのに疲れるためです。


で、この状態で走ってみて改めて感じたことを書くと


○ハンドリングのリニア感(特に切り込んだとき)が増すのは確かだがタイヤの空気圧調整をきっちり行うだけでもさらにレベルの高い走りになる


ということです。レベルの高い走りって何?といわれる方も多いでしょうが時々雑誌などでも見かける「シームレスな走り」というような表現になると思います。要は「特にコーナー進入から脱出までの車の動きにひっかかるところが減りスムーズに走れるようになる」といった感じです。


じゃあ、誰にでもお勧めできるか?と聞かれればNoです。


たぶん硬い足回りであったり重めのエンジン積んでいる車両ではもっと顕著に違いは出るのでしょうが私のように「4気筒エンジン+ノーマル車高+どちらかといえば柔らかい足回り」で「街中ばかり走る+柔らかい足回り+アクセルの踏み方はON/OFFスイッチのような踏み方をする」ともなると違いが感じとりにくいと思うからです。


私ですか?私は満足しています。


少なくとも私の知る限り日本国内にいる320d MTモデルでボディダンパーつけている車両は私だけですからそれだけで自己満足です(笑


320d in 九頭竜湖


もう少し走りこんで思いつく部分があったらまた書くかも?です。


では今日はこのへんで・・・。