米フォード・モータースは保有するマツダの株式を売却する方針を固めた。
これを受け、マツダは三井住友銀行や住友商事などに株式買取を要請した。
フォードの出資比率は現在の11%から3%以下に下がり、1979年から続いたマツダの筆頭株主から降りる。
日米市場が減速する中、米大手と進めてきた日本の自動車メーカーの提携戦略は大きな転換点を迎える。
中国など成長市場での事業拡大に向け、新たな自動車再建の動きが加速しそうだ。
(本日の日本経済新聞より)
急速な円高、諸外国に比べ高い法人税率・高い排出量削減目標と日本の製造業は国内生産から退去せざる得ない環境下に置かれています。
マーチをタイで製造し、逆輸入を開始している日産。
三菱自動車も日産に追随し、小型車をタイで生産・逆輸入する。
そしてトヨタ自動車もついに代表車種であるカローラの輸出を取りやめ現地生産に切り替え。
このように自動車業界は国内生産の比率が急速に低下しています![]()
(そして国内の部品メーカーも厳しい状況下におかれています。)
ところが、マツダは他社とは違った戦略にでようとしています。
現在、国内生産の80%を輸出するマツダさん。これを15年度までに輸出比率を85%に引き上げる計画だそうです。
この悪条件下でそのような計画は可能なの?と思ってしまいますがマツダさんは、
小型車から大型車まで主要部品を「相似形」にする「コモンアーキテクチャー(共通設計)」と呼ぶ革新を行うそうです。
設計の簡素化で部品会社の負担を軽減した上で、各社に新興国並みの価格を求める。
これが実現すれば、為替の変動に左右されない収益体質になり、円高に脅えることはないとのこと。
マツダの本拠地広島県にプロ野球チームの広島カープがあります。
広島カープは、若い選手をきっちり育てあげ、数年後に巨人・阪神・メジャーリーグへと選手を送り出す(川口選手・金本選手・新井選手・黒田選手など)伝統?があります。
この広島カープの戦略のように、マツダさんも国内ですばらしい自動車をつくり続け、MADE IN JAPANのクルマを世界中に届け続けることを期待してしまいます。