手術台に大の字に張り付け状態に
なってからが恐怖体験でした。

怖いのがダメな方は、この先は読まない方が良いかもしれません…滝汗


ドクロ ドクロ ドクロ ドクロ ドクロ



まずは、内腸骨動脈のバルーンを圧迫固定してあるテープなどを剥がします。
(自分ではどうなってるか見えないので、たぶんテープ類)



先生がためらいなく剥がすと、
「痛い❗️先生、痛いんですけど❗️」

あれ?麻酔効いてないのはてなマークはてなマークはてなマーク

たくさんテープを剥がしていくんですが、
普通に痛い…なんで❓



麻酔科医の先生が
「ゆっくり効く麻酔だし、まだ効いてないかな」
「大丈夫ですよ〜。」



え、そんなのあるの?と思いつつ
前の帝王切開の時に、麻酔から覚めて息ができなかった事を伝えてあるので、麻酔の調整をしているのだと理解。



テープをひとしきり剥がし終わって、先生が
「コレ痛い❓」
と、お腹を何かでチクチク。

「痛いです…」

「あれ、まだ痛い?」
と麻酔科の先生、麻酔の追加を指示。

さらに先生がお腹をチクチク。
「どう?今、めっちゃ痛い事してるんだけど」

「つねられてるような痛みが…」


「うん、それくらいなら大丈夫ね。」
「麻酔効いてるよ」
「麻酔効いてても、感覚はあるからね」


えぇ〜、そうなんですかガーン
これは痛みではなく、つねられてる感触⁇


そしてさらに、
胃のあたりに局部麻酔の注射を追加。


「ちょ、ちょっと、ほんとに大丈夫?」
「麻酔効いてるの⁇」


言葉には出さなかったけど、頭の中はそのセリフでいっぱい…コワイ、コワイ、怖いよ〜えーん
…で、涙が止まらずタラータラータラー




スッとお腹の上をメスが走る感覚。



痛くはない…滝汗
けど、こんなに感覚がわかるもん❓❓❓


…と思ってると、
今度はグイグイとお腹の中身を引っ張られる!!


「痛い!痛い!痛ーい‼︎」

もう訳がわかりません。。
多分、麻酔の効いてる腹部と効いてない胸部の境目が引っ張られて痛かったんだと思うけど…



痛くて泣きながら叫んでましたえーんえーんえーん



かなりグイグイと引っ張られた後、生暖かい液体がお腹の上にワッと掛かりました。

子宮が切られて、羊水が広がったようです。





お腹の中を触られている感覚がある中、
だんだんと意識がぼやけてきました。


そうしていると「ふみゃ〜!ふみゃ〜!」
と、赤ちゃんの泣き声が聞こえました。




良かった〜、赤ちゃん無事に産まれた〜照れ




もう意識が落ちかけていた私は
「早く赤ちゃんの顔を見せて、眠らせてくれ〜」
と思ってました。




しばらくして、
真っ赤な可愛い赤ちゃんと対面ラブラブ


ホッとして、何かひとこと言って
涙はずっと出たままで、
そこから記憶がありません…


右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印



私の子宮はとても大きくなっていて、胃のあたりまできてました。
ぱっと見のお腹の大きさは、臨月の38週くらいあるねと助産師さんや先生に言われていたくらい大きかったのです。


そのお腹を、前置胎盤の為に子宮の底にメスを入れるには、いったん子宮をお腹の外へ引っ張り出して切る必要がありました。


子宮の底は胃のあたりですからね。


となると、お腹の傷は通常の帝王切開とは比べ物にならないくらい大きく、およそ18cm。
おへその上7cmくらいまで切られてます。



前回の帝王切開の時は、下腹部を10cmほど切り
「はい、お腹を押しますよ〜」
の声とともにグッとお腹を押して、切り口から赤ちゃんを押し出した感じでした。




もういい歳なので、
見た目うんぬんは特に何も申しません。

が、さすがに痛いですね…。

こんなに大きな傷になるとは、
想像以上でした。