手術の準備は、当日の朝から始まりました。


まずは血圧、検温、赤ちゃんのモニター。
ひと段落ついて、術部の剃毛、浣腸。

内診台で、オシッコの管を着けられ、
お腹の上からエコーで最終確認。

手術用に点滴のルートを追加。
(左右に一本ずつ、計2本の点滴)
点滴に合わせて採血。


針を刺す回数を増やさないようにと、気を遣って点滴の時に採血を合わせてくれたのですが、
まさかの点滴失敗タラー
結局2回刺されたし、青くなって痛かったよ…



11時過ぎから、血管造影室にて
「内腸骨動脈のバルーン留置」


病室のベッドに寝たまま、移動しました。
移動中に出会った助産師さんに
「いよいよね!頑張って〜!」
とタッチして挨拶してもらったり
エレベーターで家族と別れる時も笑顔で
「いってきまーす」
と手を振ってましたが、
いざ処置をする部屋に入ると
途端に緊張と不安でいっぱいに…えーん


見たことのない機械やスタッフ方。


ドキドキしてると、事前の説明に来てくださった看護師さんがすぐに声をかけてくれました。
優しい看護師さんが、その後、処置が終わるまでずっと側で声を掛けてくれていました。
本当に彼女の存在は大きかったです照れ



処置用の台に移動すると、頭が高くなるようにクッションなどで高さを調整してもらいました。
お腹が大きくて、平らな所に長時間寝ると呼吸が苦しくなるので、あらかじめお願いしてました。



バルーンを入れるのは、両脚のつけ根。
局部麻酔を段階的に、同じ箇所に3回ずつくらい注射されました。
これが痛いショック


バルーンの留置もスムーズに行くところは良いですが、ちょっと入れにくくて動かされてると痛い痛いえーん

一応見えるところにレントゲンの画像もあるようでしたが、見る余裕ナシ。


処置中2回ほど、羊水が流れ出たのか
生暖かいものが流れ出た感覚がありました…


自分によく見えないところで、ゴソゴソ痛い事をされ続ける事、およそ40分。

当然、身動きなど許されず、ただただ我慢。

怖くて涙も流れるし…
痛い時には「痛い!」とうったえましたよ。


その間、付き添ってくれてる看護師さんが
様子を教えてくれたり、全然関係ない話で気をそらしてくれたり、涙を拭いてくれたりしました。



バルーン留置の処置中、担当の産婦人科の先生も、ガラス越しにずっと見ていてくれました。



終わってから「音楽聴こえてた❓」って先生に聞かれるくらい、見た目にも余裕が無さそうだったようです、私。

一応、音楽聴こえてましたよ。

時々、音楽聴いて、深呼吸してました。



これでひとまず第1段階終了。
時間的にはスムーズにできたようでした。



その後はもう、脚を動かせない、身動き出来ない状態でベッドに移動してもらい、一旦病室に戻って 手術室の準備が終わるまで待機です。