続きです。
ボディー側に残ったゴムを取り除きます。
窓枠部分の状態は良好で、サビなどの劣化はありませんでした。
綺麗に脱脂して、取り付けの準備です。
ツートンの塗り分け、こんな風になってました。
さて、ガラスに残ったゴムも綺麗にして、取り付け準備完了です。
ガラスの厚みに、職人さんも驚いてました。
が、肝心の厚みを測るのを忘れてました。
試作品の取り付けです。
ガラスが入る溝の幅も丁度良く、適度な圧力でハマってくれます。
試着段階で長さを厳密に測りフィッティングを確認してやれば、長さは決まります。
断面を溶着するための金型を別途製作すれば、純正同様に○状に製作することも可能ですが、初代セドリックの場合、縦目と横目でもガラスの大きさが違いめす。
また、リヤガラスのウェザーストリップの断面も同じだったので、今回はリヤガラス用も兼ねてます。
と言うことで、今回製作する物は切りっぱなしの1本ものです。
断面を繋ぐのに使うのは、
コニシが提供する、日本を代表する瞬間接着剤「アロンアルファ」です。
てっきり、ゴム用の接着剤を使うのかと思ったら、THサービスさんのこれまでの経験から、アロンアルファが一番良いそうです。
さてさて、いよいよガラスを車体に戻します。
紐を取り付けたウェザーストリップを車体の枠に載せて、内側から紐を引っ張り、ゴムのベロを車内へと引き出していきます。
この作業、初めて見ましたが職人技ですねぇ。
割とスムーズに取り付けできました。
と言っても、昼ごはん以外に休憩も取らず朝から作業して、この時点で夕方5時を回ってました。
丁寧、慎重に作業をしていただいているので、どうしても時間が掛かります。
が、実際にはココからが大変でした。
大変過ぎで写真撮ってませんが、、、。
ガラスは付いたものの、ステンレスモールの取り付けが上手くいきません。
そもそも、先にモールを付けてからガラスを嵌めれば大したことはないのですが、そうはいきません。
ガラスを取り付けた後にブチルゴムを注入する必要があるんです。
モールが付いた状態ではゴムをめくってブチルを注入出来ないので、ガラスを車両に取り付ける前にはモールを付けられないんです。
ガラス面下の、ストレート1本もののモールは割とスムーズに取り付けられたんですが、
上側半分から側面にかけてカーブしているモールが厄介です。
ラップラウンドしたガラスのモールは曲面が多く、すんなりとゴムにハマってくれません。
更に、セドリックのウェザーストリップは、モールの爪が長く、深く挿さる上、モールの表面に出るベロの部分も長いので、かなり厄介なようです。
何度もやり直した結果導き出した答えは、
ガラスの取り付けと同様に、紐を使って取り付けること。でした。
ウェザーストリップの、モールの爪がハマる溝に予め紐を入れておき、
モールを添わしてから紐を引っ張ってウェザーストリップのベロを引き出してやります。
一人がモールを押さえ込んで、もう一人が紐を引っ張る。
これも紐の太さを変えながら何度もやり直して、ようやくモールがつきました。
いやいや、本当に大変でした。
私も少しは作業の手伝いをしていましたが、素人の出る幕ではないですね。
作業が終わったのは夜10時を回ってました。
実質10時間以上を、かけて取り付けてもらいました。
で、、肝心のフィッティングですが、
バッチリとは言い難い状態でした。
↑の写真の状態で説明すると、
取り付け部の断面は上から
ガラス
ゴム
モール
ゴム
車両
となっていますが、
①ゴム モール 間のベロが少し短い。
②ゴム 車両 の間のゴムも少し短く。
と言うことで、
それぞれの部分を2ミリ伸ばして製作してもらうことにしました。
また、この影響もあり、また車両へのガラス取り付け時の歪みもあって、多少モールが浮いている部分があったりして収まりが今ひとつなのか、ブチルが、ガラス ゴム 間にまで出てきています。
はみ出したブチルは拭き取ってますが、どうしてもガラス ゴム間がスッキリしていません。
と言うことで、
ウェザーストリップを作り直してもらった後で、
改良品をもう一度車両に付け直してもらうことになりました。
これから改良品の製作に入りますんで、
注文してもらった方には、もう暫くお待ちくださいませ。