本年も宜しくお願いいたします。


能登の被害がだんだんと分かってきました。

2007年の能登半島地震の前夜まで5年間住んでいた場所で、友人知人も多くとても心配です。

被災された方に心よりお見舞いを申し上げるとともに、避難生活で体調を崩されませんよう念じ上げます。



さて、本日1月2日、ほぼ1日費やしてマーチと格闘しておりました。

この年末年始は愛知に帰省せず札幌におります。


まずはホイールキャップですが、先日北海道の真ん中、旭岳温泉にスキーに出かけた際、物凄い雪の中を無理やり走ったら、ホイールキャップが1枚なくなっていました。


で、中古を購入して


艶消し黒で塗装


さて、ここからが本題です。

職場の車庫を占拠して

まずオイル交換


そして、左前輪を外してチェック


ドライブシャフトのインナーブーツが

裂けてます。

11月にタイヤ効果した際、ブーツが破れているのを発見。取り敢えずグリスを足してからゴムをボンドと針金で止めて応急処置しておきましたが、やはり持ちませんでした。

幸い発見が早かったようで異音もなく、ドラシャ自体は問題なさそうです。



明日からマーチで遠出するので、意を決してブーツの交換です。


分割式を調達したかったんですが、マーチの場合アウター側はあるんですが、インナー側はどう探してもありません。

仕方なくディーラーで純正品の非分解式を購入。

8,500円もしました。



まず、タイヤをつけた状態でセンターロックナットを外すんですが、これが固い。

レンチを延長する鉄パイプがなかったので、

車庫にあったツルハシを使って、無理やり外しました。


ジャッキアップして、ロアボールジョイントを外し、力技を駆使して

ドラシャ摘出


ブーツはカッターナイフで切除


シャフトの先端に付いてるベアリングを、タガネとハンマーを使って外しました。これもかなり硬かった。20分ほど格闘して

何とか分離


おニューのブーツをはめておきます。

先端のベアリングを叩き入れた後に、ブーツの外側を止めるクリップを入れてないことに気づき、再び先端のベアリングを外すという二度手間、、、

外側のみブーツを止めるバンドを締めておきます。


改めて叩き込んでから

クリップで止めます。


ミッション側

本来、この部分も外すんですが、何をやっても外れないので、外すのを諦めて古いグリスを拭き取っておきます。


付属のグリス


コテコテと塗りたくり


ミッション側にもたっぷりと

この状態で、あらかじめブーツ内側のバンドを通しておいたドラシャをエイヤーと押し込んで、シャフトのハブ側も取り付けます。


はみ出たグリスを拭き取ってから、ブーツ内側を固定するバンドを止めるんですが、、これが大変。

本来、ドラシャを外した状態で止めるものを、車載の状態で、車体の下に潜って狭い所に手を突っ込んで何度もやり直して書くとすること約1時間。何とか付けました。



ロックナットは再使用不可のため新品を用意


この状態で軽く締めて


タイヤを付けて着地してから

再び⛏️で締め


最後に割りピンをして

完成


10時半から始めて昼ごはん抜きで作業して、午後4時までかかりました。


これで何とか明日の遠征に間に合いました。