レスラーの甘い寝言
純白の夢が 朝露に流れ濡れる。
あなたの心の水溜りが ナイフのように鋭利に光るのを
目撃した3013人の言い分も、わかる。 わかるよ、幸一。
でも、組織には逆らえないんだ。
でもね。
幸一はすぐにりこげに言うよね。
そこは、エセナポリタンスパゲティの氾濫を悔やむ 老婆の叫びに免じて
やさしく無視してよ。
サー・チャプラヤオ卿
ジャンプして地球を感じると、ワンダーランドがけっこう近場なんだと感じる。
やみくもに世界を利他的な感情で覆い尽くす必要性は、
午後から雲間に太陽が顔をのぞかせるのであれば、
そうないとおもう。
あたらしい光の粒が没個性をテーブルに着かせる。
語りつくした明け方の記憶は、
僕だけのものではなく、
世界のあしあと。
キクモクセイの、
それは豊かで、 泣くほど豊かな、
甘い空気はいつも硬い矛盾をもたらす・・・
すき家の牛丼がまた値下がりすると、
忘れ得ない、
遠くむかしの彼女の温度を 運命のように思い知る。
なんどもそれをサルベージして、
人は秒単位で うまれかわっていくのです。
想いの色彩はいつも、極彩色なのだろう。
『甘えん坊だな』 と、大きく心でつぶやくと
ふりかえる。
何度もふりかえるあなたを
ながいあいだ 夢にみるのです・・・
