重なる隆盛の灯火
15年くらいまえに、
とある異業種交流の会に参加していました。
1年間のプログラムで月一回、1泊2日で
小豆島で合宿です。
内容は、『素敵なビジネスパーソンを作る』的な感じで、
プログラムの最後に、海外視察があり、
海外視察の国、内容から、収支にいたるまで、
それぞれの会社の社長が集まるその会の社長会で
プレゼンし、
内容が社長どもに響けば、
「いってよし!」 となるような会でした。
で、数年前から 年に一回ぐらい
その同窓会が開催されています。
僕は、3年前ぐらいに初めて参加しました。
何人かのメンバーは、そのプログラムが終わった後も、
個人的にあってたみたいですが、
大々的にみんなで集まったのはつい最近からで、
僕は第二回目くらいから参加しました。
ぶっちゃけ、10年ぶりぐらいだって、
某高松のイタリアンであったその一次会は
大いに盛り上がり、
おっさんが10人ぐらい集まって、
イタリアンだけに、赤ワインをデキャンタで連打。
なぜそのイタリアンになったかというと、
メンバーの先輩が、そのイタリアンのオーナーだからという
地獄のようなシンプルな理由からでしたが、
僕はその店のオーナーと知り合いだったので、
違和感なくなじめました。
しかしながら、疑念が・・・
「このイタリアンのイの字も似合わないおっさん達。
普段、ビールに焼酎という臭いがプンプンしてるのに、
飲みつけてないであろう、赤ワインをカパカパいってるは
大丈夫なのだろうかと・・・」
おっさんというのは、当時 僕が25歳ぐらいでその会に行っていたのに
対して、
他の企業は、40歳オーバーの中堅どころばかり。
つまり管理職バリバリの連中がほとんどで、
20代なんて、僕と、3歳上の方だけで、
僕なんかは、猛烈な場違い感を発散していたろうと思います。
で、
スナックでの二次会に流れたその会合。
僕、スナックなんていくの、ほぼ人生3回目くらいだって、
妙にテンションがあがっちゃってさー、
GLAYの「春を愛する人」で、
先陣きって、切り込んでいくと、
なだれのように始まるキャラオケタイム。
みんな、普段のみつけてない、赤ワインのせいか、
出会った10年前を遥かに凌駕する勢いをみせます。
荒れる、乱れる、世の中に対する罵詈雑言が、迸る。
もう、大学生の追コン(死語)のようです。
すると、メンバーのひとりが、トイレで篭城です。
その人は僕が密かに、その仕事へのスタンスや考え方、
部下に対する接し方などで、あこがれていた人でした。
実は、彼の会社は、その10年の間に急速に業績を落とし、
ついに投資会社に身売りの憂き目にあったそうです。
で、投資会社が当時中間管理職だった彼を呼び
次のような事を言ったそうです。
「あー、君残すからさー、使える社員3人くらいピックアップしてよ。
あとは、切っちゃうから。 よろしくどうぞ~」
と。
で、その言葉を吐かれた彼は返す刀で、
「なんで部下が切られるのに、オレが残らないかんのじゃ!
ふざけるな。」
の一言で、会社を辞めた時期だったんです。
色々あって、たまってたんでしょう。
当時からあまりお酒に強いタイプじゃなかったのに、
あんなに、イタリアの赤ワイン
ロッソ・ピチェーノをガブのみするなんて・・・
で、ボーイさんが合鍵を使って開錠。
彼の状態をみると、
ボクシングのレフリーがノックアウトしたボクサーを続行不能と
みなして、
手が大きく交差されると、
おもしろいような展開で、救急車が呼ばれました。
で、当時 週刊ヤングサンデーかな?
映画にもなった「海猿」が流行ってまして、
どうもその頃、主人公のバディ(相方)が死ぬストーリーか゛展開されてて、
思わず、ぐったりしているその人を ボキのバディにみたてると、
店内になだれ込んできた救急隊員に、
「ボキのバディがっ!ボキのバディがっ!」
と、切羽詰ったおももちで、何かを哀願。
が、哀願した相手が研修生の男で、
その男というのが、
感情から全てのあたたかい部分を除去し、
更に冬のオホーツク海にバニーガールの格好で、
18時間漂流させられたような、
その瞳になんの感情も見出せないような男でして、
その男に一言、
「落ち着いて下さい。」
と、短く言われました。
でも、こっちはテンション海猿ですよ。
で、救急車にのって運ばれる事になったんですが、
付き添いで乗らないといけません。
その付き添いが定員1名に対して、
二次会参加者全員が手をあげるという、始末。
そう、バディ視してるのは、僕だけじゃなかったんです。
でも、そんな役目を人生の先輩方にやらすわけには
イケナイと思ったボキは、全てを差し置いて
救急車に搭乗。
もよりの病院まで、付き添っていきました。
診断の結果、あきらかな急性アルコール・・・で、
急遽点滴が・・・
すると、ナースが横たわる彼に点滴をしだすんですが、
若いナースがナース服で、
ボキの方にお尻をプリプリと向けて、点滴の針をさしてるんです。
するとどうでしょう、
なんかそのヒップに、 ピンク色のナース服にムラムラきちゃいまして、
ロッソ・ピチェーノの酔いも見事に手伝って、
そのナースに下記のような事を言い出してしまったのです。しまったのです。
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「そのミュージシャンの彼のスタジオ代にあなたのお給金が消えてゆきます。
いい加減に、直視してみようよ。新しい自分さがしてみようよ。
そう、ボキという名のギターを、リズムを、 奏でるのはあなたから始めたい・・・」
とか、
「ロンドン、パリ、ニューヨーク。
日曜日の昼間は、アッコにおまかせと、
その事ばっかりを考えてる、
そんな つまんない男(おとこ)です、笑ってやってください。
地平線を追いかけてみました。
でも、ゴールはありませんでした。
むしろ分かったのは、
自分の中に現れたスタートラインです。
給食に出てきた 青リンゴゼリーが
半氷でも、もう無駄にテンションはあげません。
EU諸国と、そういう契約をしてますから、
単刀直入に言います。
メール教えてください。」
とか、
「分かりました。
メールは結構です。
ただ、この事だけは言わせてください。
海、山、風、空、そんな自然の代表格に僕は認められているんです。
そして、トルコの古い諺に、こんなのがあります。
『疲れている従者の耳元で囁くのは、マリア・カラス。
もしくは、十歩さがって 金の正義感。』
何かあれば、ここにメールすればいい・・・」
といったような内容に近い事を言い、
べろんべろんに酔った勢いで、
名刺の裏に、メアドを書いて渡しました。
推定体重100kgぐらいの、
若いナースに。。。。
それから一週間もたたないぐらいから、
米国発であろう、
翻訳すると
「バイアグラあるぜっ!買わねーか?」
とか、
「合法ドラッグで、エイ! エイ! エイ!」
みたいなタイトルの英文メールが、
一日に携帯メールに、50件くらい来るようになりました。
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そんな淡い思い出をリフレインしながら、
今回の会場につくと、一人をのぞき
全員集合!
近況報告や、「孫がてぎちやったよ」みたいな
おじいちゃんトーク、
はたまた「今度トライアスロンに出るんだよねー」と、
その異業種交流の時は運動なんてみじんもしてなかった
人が(ちなみに某香川県出身の有名お笑い芸人の弟さんです。
たまたま、この時兄貴が帰省してたみたいで、
酔ったメンバーに「よべやー」と無理難題言われてました・・・)、
その後マラソンにハマっちゃって、
激ヤセして、
毎日トレーニングにいそしんでるとか・・・・
そんな楽しい会話をしてると、
「いやー、僕もあれからソフトバレーなんかにハマっちゃいましてねー」
なんて、ハナシをしたら、
横に座ってる
どうみても30代にしか見えない53歳の人に
「えっ?31sofvaちゃん、ソレ大会とか出てるの?」
「ええ、リーグ戦とかありまして、出てますよ。」
「なんてチーム?」
「いや、○○○○○ですけど・・・」
「知らんなぁ・・・オレもソフトパレーやってるのよ。
まぁ、女性が集まらないチームでメンズ大会しか出てないけど・・・」
「えっ、○○さんソフバやってんですか?マジすか!?
なんてチームですか?」
「○○○○○だけど・・・」
メンズ一部の優勝常連チームでした・・・
失禁しそうになりました・・・
あの、オッさんが・・・
今は、出てないけど、昔は出てたそうです・・・
(昔といってもあのリーグの歴史が数年ぐらいですから、
少し前まで出てた計算になりますが・・・)
ほんと狭いね、香川のソフバ界・・・
