不意を突かれて、韓流期・・・
仕事がらみで、時たまでくわす おばさま。
まぁ、60歳前後でしょう。。。
顔をあわす度に、韓国ドラマに御執心な日々の模様を
新手のBGMのように 語ってくれます。
最初にその話をされた時、
哀しいかな、仕事柄でしょうか、 満面の愛想笑いで対応したところ、
一番辿り着いてはイケナイ、コマにサイコロの出目を振ってしまったようです。
まさかの、笑顔の逆鞘状態です。
その日も、お腹一杯 韓流フルコースを聞かされたのですが、
ふと、疑問浮上。
これほどまでに、韓国ドラマ、スターを愛しているのなら、
その前は 日本の俳優なりを エベレスト級に追っかけていたのではないか?
と、いう疑惑。
その疑惑を通称『ニューヨーク・スキャンダル』と名づけ、
おばちゃんに全力投球。
「えっ? 日本のドラマ?俳優? ワタシそんなの全然興味なかったの。
せいぜいそうねぇ、内野聖陽 かしら。
韓国ドラマもワタシの友達が先にハマっちやって、馬鹿にしてたのよ。
でも、これがさ、デラックスにハマっちゃって、ガハハ もう大変よ。
『冬のソナタ』ってあるじゃない、ヨン様の。 あれなんかさ、家族が寝静まったら
そっと、DVDのボタンをPLAY するの。
そして2時間。
毎晩。
すると1週間で、大体クライマックスを迎えるんだけど、
終わると、すぐ頭にもどって、リフレインよ。ガハハ。
ま、一年中 観てるって事ね。
で、音声は、必ず 韓国語。
最初はイヤだったけど、いまじゃ あの韓国語のリズムと鼓動が、
センターオーバーを打った、元阪神の川藤の笑顔のように、
ワタシのココロと身体、あえてBODYと呼ばせてもらうわね、
そのBODYに深く、強く、刻み込むワケ。
理由は簡単。
アタシのBODYがドラムスのセットなら、
韓国ドラマは まさにドラマー。 テッ、うまいこと言うわね、アタシ。
そう、テキーラ飲みながらドラムを叩く、ジョージ川口みたく
アタイのBODYを、フルボッコ するのよ、 よーーーーーーーーーーーー!!!」
ま、最後の方は
98%の人がお気づきのように、
ボクの三文脚色デザイナーぶりを、御多分にもれず発揮してみました。
ま、毎回 野球部のキャプテン 坂口君の
素敵すぎるところを 毎日友人に3時間にわたって
発射する中学三年の女子のような表情で語るおばちゃんを
みてると、
なんだかとても、聞いてる方も楽しくなっちゃって、
帰り道の国道で、ひとり笑ったりしてるんですよね。
きもちわるいですよね、ボキ。
終
