男の35
「ねぇ、最近美味しいもの食べてないよねぇ・・」
「じゃ、いこっか!」
と、OLちゃんばりのスピードで決定した男二人での
イタリアン・ディナー・・・
周りからみると、鉄板でホモ・カップルだろうとビクつきながら
訪問するとノーゲ(ノーゲスト)。
ワイン二本とカルトで数皿で、
粛々と満たされていきます・・・
心の一番敏感な部分の涙腺が弛むと、
「ねぇ、お寿司なんていかがかしら?」と、
カウンター寿司屋を新規開拓・・・
大将ひとりで切り盛りする店は、聞けば開業35年。
20代の頃に独立したそうです。
大将の様々な武勇伝をアテに
数貫つまみます。
多少、古びた店内ですが、清潔なカウンターいとよろし・・・
「コスパ度もいいんじゃないかしら?」
男の35年は、伊達じゃないね。


