バトン | 「えっ、ソフトバレー?」

バトン


KLSDKL;


人間という生命体が地球に芽生え、


粛々とそのDNAを次の世代へ受け渡し、


今もこの瞬間、その作業は休む事なく続けられている。




全ての人間の奥底に一様に底通されているその観念は、


無意識のうちに、いわゆるひとつのバトンとして


リレーされているのではないでしょうか・・・






えっ?





リレーですって、ジョセフィーヌ・・・



リレーって、言えば運動会じゃない。


運動会と言えば、リレーじゃない。



リリーと言えば、フランキーじゃない。



フランキーって言えば、ねぇ、フランキーってばー





なんだい、ジョセフィーヌ・・・




勢いだけの前書きはこれぐらいにして、








そうですよ、先週の土曜日は小学校3年の息子の運動会でしたよ。





そうですよ、うちの運動会と言えば一番盛り上るの地区対抗のリレーですたい。



4人の小学生と4人の大人。男女混合の人種の坩堝、BY ニューヨーク !


HEY ニューヨーク ! てな勢いで、メンバー構成しますよ。




そして、ここ数年負け無し。


「負けない4分団」事、わたくしの所属するコミュニティ、


4分団のリレーメンバーに今年も、スマートチョイスされる


アタイ・・・




しかも今年は、小3の息子もリレーメンバーに選ばれるという、



20年前に死んだじいちゃんも生き返っちゃうような僥倖に


当家は遭遇。






そんなこんなで、「位置について・・・」と第一走者。



うちの第一走者は、息子と同じクラスの、TOMOKI !


このTOMOKIは、学年一の韋駄天。



奴で豪快に差がつけば、


今年も我が4分団は、余裕の1位獲得。




つー事で、当たり前のようにTOMOKI  一着でゴール。




ここで、7年付き合った彼氏に


「すまん、ベルギー政府の要請でオールスケルトンの蟹味噌工場を

ベルギー郊外に作る事になったから、ズワイ、いやズバリ別れて下さい・・・」



と、ダイナマイト告白されたが如く、



第二走者のアタイ息子が、



一旦右でバトンをもらおうとしたのを、


何をトチ狂ったのか、


体を入れ替えて、左でバトンを受けるという



♪毎日がスペッシャル~ BY 竹内まりや



ばりの、スペシャルぶりを発揮。


まさに、スペシャルズ・・・


スペースシャトル・・・



僕らの夢を乗せて・・・


夢が叶うよ・・・


マイ・ダディ・・・




などと、考えていたら、





見事に1分団に抜かれ、  2位へ・・・ セカンドの女へ・・・





その後、順位かわらずアンカーのアタイに渡されるバトン・・・




既にトラック1/4周ぐらいの差がつき、圧倒的に勝ち目ない状態・・・



実は、まだ足の状態が良くなく、


1位だったら流して走ろうと思っていたんすわ・・・


で、もうそれだけの差が開くと無理。

思い切り走っても、相手が転ばない限りこの距離は無理・・・




アタイ、元陸上部で足は普通の人より速い方。


でも、大体どのくらいの差だったら、この距離があれば追い抜けるとか


感覚で分かっちゃうので、この距離は無理。


さすがに無理。と、アタイのマイクロコンピューターが


答えを弾き出した瞬間、


1分団の走者のお父さんを見ると、感情という名の海原に


紅いさざ波が立つのを確かに感じたよね・・・




そう、一分団のアンカーのお父さん、アタイより若くて


俳優の要潤を小柄にしたような、イケてるメンズなんすわ・・・





これには、お父さんカチンときた。


間っ、違いなくカンチとリカ・・・  BY 東京ラブストゥーリー



『こんなイケメンヤングファーザーにトップゴールは渡せない・・・。譲れない・・・。』



と、必要以上の反撃の狼煙を上げるアタイ・・・




ま、何を隠そうアタイは、


このBlogにもよく登場する同僚Wに、勝るるとも劣らないブサイク加減・・・


(まぁ、若干ではあるが同僚Wの方がブサイクですが、エヘッ(≡^∇^≡) )


普段から、お互いのブサイク加減をアテに酒を酌み交わす事も多々・・・



そんなブサイクDNAに、火がつくと凄いね。


返す刀で、


『ゴール前で豪快に要潤を抜き去り、4分団の若奥様美人3人衆から

プレミアムキッスを獲得しているアタイ・・・』という妄想を、


無意識のうちにたちまち建立・・・



そしてバトンを高橋さんから受け取ると、そんな妄想をバトンに込めて、


烈火の如く要潤を猛追・・・











のハズだったんすけど、なんかこう全然距離が縮まんないのね。


なんか、全然体が浮いちゃって、地面をとらえられない。


もちろん、要潤もとらえられない、られるワキャない・・・




途中で、「あっ、オレそーいや今年で37歳。歳、歳・・・」と、


脳裏でリフレインする頃には、要潤は祝福の渦の中・・・




痛めていた足を更に痛め、帰宅後すぐに湿布とテーピング固定・・・


ブサイクDNAに無意識のうちに火がつき、全力疾走した今年37歳。




思った事はただひとつ・・・


ここにバトンを置き、地区対抗リレーから引退しようと思った・・・



PS:帰宅すると長男が、


「父ちゃん、全然速よないやん」と、一言・・・



「全て、あなたのせいです。絶滅して下さい。」


と静かに言い放ち、108種類の関節技でシメときました。



バトン ~Fin~