いま、会いにゆきます
- レントラックジャパン
- 「いま、会いにゆきます」 あの六週間の奇蹟
前回の「世界の中心で~」 が、あまりにもオレの期待した方向と
真逆の世界へと帰着した為、同時にレンタルしたこのDVDを
観ずに返却する事となった。
しかし、次はいつ観れるかもしれないので、これだけ1週間延長して
正月にでも観るか、などという全く計画性のない思いを抱いて延長
レンタルをした事を思い出したのは、返却期間の迫ったそう1/4の事。
という事で、上の長男が交通安全ポスターを描いているのを横目に
鑑賞開始。
大体のストーリーは知っていたのでなんなく、入り込めたが、
中村獅童の性格設定は、意外だった。不自然だべ・・・
でもそれも道中、何故そうなったのかが理解出来、納得はしたが・・・
観終わった感想をさぁ、自称ドMのオレから言わせてもらうと、
『ずるい』、わ。
まず、最初設定でさぁ、泣ける下地が、メチャメチャ流行ってるケーキ屋
の作るタルト生地のように、でしゃばらず、引きすぎず、ミディアムレアの
ような流暢な質感で出来上がってるワケよ、既に・・・
そう、アキ子と出会う前のトオルのようにっ!!(あっ、これはスルーして)
そこにきて、お互いの視点からひとつの事象を描いてゆくという、
ちょっと気の利いた中学生が演劇で演じそうな構成で醸成された
束の間の幸せ感・・・
と同時に、二股かけられてた事を偶然知ったOLちゃんのように
襲う、運命という名の中型ハリケーン・・・
その運命を敢えて選び、短くとも本当の幸せに向かって立ち上がり
前向きにススム、竹内結子・・・
涙の必要十分条件満載だよっ、コレ・・・
フウゥワン、グスン
そんなサウンドが背後から聞こえてきたと思ったら、あのヨメはんが
号泣大感謝祭・・・なんすよ。
思わずその姿を見て笑っちゃった時に、竹内結子が、
電車にのって、日記に記した、
『いま、会いにゆきます』の文字を見た瞬間、タイトルをとっくの昔に
忘れて見いってたオレの心を、その映像がスイスの看護婦さんのように、
ガッチリとフック。
フガファファファーーーーーーという世界一不細工な音声とともに
涙を流し始める、香港のちょっと男前のお粥屋の店主のような
単純なハートを持つ、オレっちがいるワケっスよー
それを聞いた、長男が
「あっ!とおちゃんが泣っきょる、泣っきょる!」とバカ騒ぎを
地味な山村の村祭りのように始めたので、
「オマエはこのクリスタルストーリーを観てなんともおも・・・」と
言いかけて、やつの目を見ると、濡れてんすよっ!薄っすら・・・
小1のクセに、プリティ理解して泣いてるんすわ。
もう既に、ロマンティスト星人が小1にして降臨しかけているんすわ・・・
ワレの息子ながら末恐ろしいんスけど・・・
で、
「ダッハッハー、テメエも泣いてんじゃねーかよっ!
なっ、なっ、ドコできたべ、ドコできたべ」と擦り寄っていくと、
ハズかしそうに、「泣つきょらんわー」と、小さなケツを
プリプリさせながら、別室にいきやがりましたわ・・・
照れてんじゃ、ねーよ。
でも、いつもかまびすしい話し声と騒ぎ声で満たされているこの部屋に
その瞬間だけは、本気汁満載の静寂が横たわった事実と、
世代関係なく感情移入出来た事実は現実で、
たまにはポケモンより、こういうのもイイだろっ、長男君よぉ~。
つー事で、セカチューより、良かったっス・・・
追伸:息子の描いてた交通安全ポスターを見たら、
暗闇で人がナギナタでブッたぎられたようなシュールな
最終形になってたのは、これまでの子育てをガッツリと
否定されたフラグが立ったという事でしょうか・・・
近い将来やっぱ、金属バットで・・・・