邪魔をしないで欲しいの・・・
例えば、昼飯にカレーを食べて、帰宅すると夕食もカレーだったり、
リンゴを買ったら、進物でリンゴがどっちゃり送られてきたり、そういう
バット・タイミングって、あるんな。
ここ2週間ぐらいのオレがそうなんな・・・
ある赤ワインを開けようと、そのタイミングを図っていたのだが、
どうにも間が悪い・・・
飲み会だったり、練習だったり・・・
で、とうとう昨日これ以上ないというグッド・タイミングだと思い、
赤ワインモード全開で帰ったら、夕食メニューがさぁ、
サンマの塩焼きに、甘エビのボイルに、はまちの刺身という
和メニュー祭なんスよ・・・
どう考えても、赤ワインには合わない・・・
呪われた様に、オレの秘蔵赤ワインを開ける邪魔をしてる何かが
いると思ったね・・・
しかし、今夜は負けない、諦めない・・・
「運命に打ち勝ちなさいよっ!」と、細木数子先生に強く激しく
言われているような気がして、ハマチの刺身を
ワインメニューに無理やり昇華・・・
ハマチのタルタル 有馬山椒のネギソース仕立て
とでも、名付けようか・・・
ハマチの刺身をサイコロ状にカット。
それをスダチ果汁とブラックペッパーで和えます・・・
皿に、うちのババアの作った自家製サラダ菜を敷き、
その中央にこんもりと盛ります・・・
ソースはオリーブオイルをたっぷりフライパンで熱し、有馬山椒を入れ白ワインを
投入して炒めたところへ、ふとねぎの粗微塵切りを入れ、少しシャキシャキ感を残し、
火からあげます。
それをドシャっと、ハマチめがけて回しかけます・・・
油の熱さでちょっしたタタキ状になるんだよね・・・
今回は結構脂ののってたハマチだったので、事前にスダチの果汁で和えて
爽やかさを演出して、ソースをかけた時、脂っこくならないように注意しました。
有馬山椒の穏やかなピリカラ具合がアクセントになり、満足・・・
だが、やっぱ赤ワインには合わないので、
オヤジの飲んでる酒を拝借・・・
徳島の芳水(ほうすい)というお酒のしぼりたて新酒だね・・・
濾過が粗くて、旨味たっぷりの今しか味わえない味・・・
とても、フルーティで濃醇な旨味・・・
徳島産のスダチを使ったせいか、相性が良かったかも・・・
サンマは翌朝の朝食にまわし、赤ワイン用のアテとして
豚のリエットをぬったホットハムサンドと、ピエタングロワという
ウォッシュチーズの仲間のチーズを皿に盛りました・・・
そして、8年熟成のこのワインをやっと、抜栓。
クロード・デュガというブルゴーニュトップクラスの造り手の、
ブルゴーニュ・ルージュ'97・・・
「なんだACブルゴーニュじゃんか・・・大げさだYO!」と少しワインの詳しい方なら
おっしゃるかも知れませんが、クロード・デュガのものは別物・・・
ここのトップクラスのグリオット・シャンベルタンというワインは、恐らく最新の
2003年ものなら、1本7~8万円ぐらいするんじゃないですかね・・・
このワインはここの蔵の裾物なんですけど、僕はこういったトップ生産者の
裾物を熟成させて飲むのが、コロッケにウスターソースをべちゃべちゃにかけて
食べるより好きで、まだ他にいくつか持っているんだけど、栓を開けるのが
楽しみですわ・・・
このワインも3000円以下だったけど、最新の2003年は、5000円越えたみたい。
感想は、やっと飲み頃に入ったという印象だが、香りの広がりと高さが尋常じゃ
ない・・・
やはりブルゴーニュワインは、ワインと対話しながら飲めるような気がするので
ワインの中でも別格だね・・・
しかし、どうでもいいんだが、ヨメはんが風呂上りにこのワインを、ソフトドリンク
を飲むかのようにゴキュゴキュ喉をならしながら、横で飲んでるんですケド・・・
やめてください。
やめてください。
やめてください。
やめてください。
いっそ、絶滅してください・・・



