蒼い時・・・
「だきゃら、なんで6+3=9が出来て、3+6が=8に
なっちゃうんだよっ! 素敵な魔法でも使ったのかよっ!」
と、本日3度目のオレのブルーサンダーが落ちた・・・
まぁ、長男が今年から小学生になったワケで、
どうも足し算がいまいち理解しきっていない・・・
彼の返ってきた宿題のプリントとか、ドリルを
みながら指導をしてたのだが、ちょこちょこ間違ってる
んですわ・・・
まぁ、勉強は小学校卒業時にある程度のボーダーを
越えればいいと思ってるし、別に成績の良し悪しに
関して言及するつもりは、毛頭ないし・・・
それより、心と体の肌感覚での人との付き合いの方を
色々聞いたり、アドバイスしたりしてるし、そういった
泥くさい人間関係に常に揉まれてバランスのとれた
成熟した人間になって欲しいと思ってますわ・・・
だが、3+6が=8、これはどう考えても、酷い・・
だって、6+3=9は出来るんですもの・・・
これじゃ、カレーライスは作れるが、
ライスカレーとなると、とろみのたっぷり効いた酢豚を
自信満々で作り上げるのと、ほぼ同じレベルにある・・
そんな、熱いシートノックを繰り出していたら、
同居している母親が、ニタつきながら
古びたわら半紙の束をオレに渡してきた・・・
おなじような計算問題でつまづいている、
算数のプリント・・・
シカモ限りなくどこかで見た、文字・・・
名前を見ると、1年白組 31sofva・・・
途端にサイドから、息子の
「同類項だな、ほんわかとーさんよー」
などという意思が含まれた笑い声が
飛んでくる・・・
という事で、必然的にオレのシートノックは終了し、
約1時間に渡って、そのプリント群の閲覧大会が始まった・・・
長男さんよー、笑ってろ今は・・・
30年後、同じことが繰り返されるから・・・と心の中で
つぶやきながら、そっと彼のプリントを隠した・・・
夜のしじまに、響き渡る家族の笑い声・・・
だが、オレの周りだけは、何故か蒼い時が支配していた・・・
しかし、小1のオレ、もうバカとか言うレベルじゃねーな・・・