tabasco
初めて君と出会ったのは、いつだったろう・・・
多分、両親に連れて行ってもらったファミリィレストランで
出会ったのが最初だったと、思う。
小学校低学年の目に映る君の特異なフォルムは、
必ずと言っていいほど、そこへ訪れる度に魅了した。
心の、深い淵から間違いなく僕を、魅了した・・・
だが君と、直接対峙したのは、それから何十年もたった
後だった。
つまり、その時、その場所で、僕は傍らの君を意識しつつも
いつも、遠い存在だった・・・
大人への憧れ・・・その中に確実に君は存在していた・・・
などという少年時代をおくったら、あらゆる物にタバスコを
ぶっかける、大人になっちゃった・・・
パスタはもちろん、唐揚げ、ハンバーグ、冷奴、ポトフ
肉じゃが・・・・
中でも一番大好きなのは、目玉焼きにかける事である。
目玉焼きに、だし醤油をかけて、タバスコ・・・
和と洋の織り成す、ダンスパーティーに、ついつい
ご飯をお代わりしてしまう。
今、僕の食卓にあるタバスコに、がさつブラザース達が
興味を持ち出している・・・
手をのばせば、気軽にたどり着ける距離感は、大人になる
という事の喜びを半減させてはいないだろうかと、時々思う・・・
親として、いや、大人として、タバスコを彼らから、遠ざける
べきか・・・
でも、こんなとてつもない事をしでかす、楽しい奴に なって
欲しいから、少し君たちから遠ざけてみようかな・・・
