「マジで・・・」 | 「えっ、ソフトバレー?」

「マジで・・・」

「マジで・・・」
今日起こった出来事を嫁はんに報告する夕餉・・・

帰り道、想像した通りに俺の話すネヴァーエンディングストーリー、その事実に発情期のサルのようにリアクションを見事にとる、嫁はん。

勝利の美酒に酔った・・・つかの間、かりそめ・・・。


さも、勝利者はアナタよ!と、高々と手を上げられたような錯覚をさせるおぼこビッチな、18秒間。

しかし、勝利者は、俺じゃなかった・・・


「今日ね・・・」と話す嫁はんの妙に重みのあるリアリティ感・・・内容は、以下の通り・・・あるんだね、コーゆう事。


嫁の勤め先の人が、数年前子供の病気で何ケ月か、子供と一緒に入院してたと、病院に・・
そして、同じような感じで子供共々入院している、その病院の同室の女性と仲良くなった。
彼女は非常に、気さくで、慣れぬ入院生活に対して何かとアドバイスしてくれた。

そして、とうとう退院する事になった時、その彼女が「うち、寿司屋やってるんですよ。もし私の子供も退院したら一緒に退院祝いしましょう!」と、その日その時は、そのように別れた・・・

と、言われたものの、その退院祝いは執り行われる事はなかった。お互い、タイミングとその想いが合致せずに幾年月が流れた・・・


そして昨日。私が仕事上で付き合いのある、ある寿司屋から節分用の恵方巻き寿司を7本買った。小さな寿司屋だが、その寿司が大変美味しいので、いつも無理を言ってお願いしている。

結局一本余り、その一本は次男の朝食と、嫁はんのパート先のおやつとなった・・・
そして、嫁が、翌日その勤め先の人に、「この巻き寿司美味しいからたべてん!」と促す。
彼女は「コレ、メチャ美味しいわ!」と感嘆の声をあげた・・
「どこで買ったの?」と、その彼女は嫁はんに何気なく尋ねた・・・
「○○ってゆうとこ・・・」と嫁は答える・・・


懐かしくも、消えない、そして心残りな想い出の香りをはらんだ風が吹き、頬、をなでる・・・

そう、まさしくその名前こそ、あの日病室で知り合った女性のご主人が経営する寿司屋の名前だったのだ・・・


人が繋がり、縁となってゆく。偶然なのか、必然なのか?

ただ分かっている事は、ウチの嫁はんの腹のお肉ちゃんよろしく、そういう話が確かに存在したという事実、だけである・・・

不思議な、話である。


つーか、奥さん、チミが食べている4ケ目のコロッケはひょっとして僕の分だよね?
そんなだから、毎食後、今いくよ・くるよ師匠ばりに腹を叩くセレモニーを開催するんじゃないの?