ずーっと読んでみたかったのだが

なぜか延期していた「天上の虹」を

今年ようやく読んだ。

 

言わずと知れた里中満智子さんの漫画、

持統天皇を描いたものだ。

 

つづいて、

「長屋王残照記」

「女帝の手記」

 

も読んでみたが、

奈良時代がよくわかっておもしろかった。ニコ

 

というよりも!

天皇ってこんな風に決まっていたのか!ガーンとか、

藤原不比等、はじめ藤原家最悪!!プンプンとか

いろいろ思うことあり。。。ぼけー

 

藤原家。。。

歴史ではどちらかといえば平安時代の道長、が有名だが、

やはり一番は不比等、鎌足、になるだろうな。。。

 

しかし、これが今の日本の基礎を作ったとい言ってもよい

いろんなものを残した家系であることを考えると、

なんとも悩ましい。。。えーん

 

とっても藤原不比等とその家族が嫌になったが、

調べてみると、

藤原家って、天皇家と血がつながりつつ権力を握っていくこと

何十年と続くわけで、

しかも、兄弟がいっぱいいて、

分家が分家と、すさまじくおるのである。。。真顔

そもそも不比等のこどもは4分家に分かれておるしのう。。

 

つまり、血の薄さを考えなければ、

かなりに子孫が日本人におりそうだ。。。

そんな私もその一人だったりする可能性だって。。。ある。。。

歴史ってすごいなあ。人間ってすごいなあ。と思ったりする。

 

それにしても。。。

よくも天皇の親戚を陥れてまでのし上がろうとしたな、

とか思うが、

この時代には必要悪だったのであろうか。。。えー?

よくわからんが、なんだか納得いかない。プンプン

 

個人的には、長屋王の変が一番つらい。

こんなことが許されるのかああああ。えーん

 

興福寺が藤原氏の氏寺であることを知って、

げーーーって思ってしまう私って。。。ガーン

 

 

天上の虹には、古事記編纂の話もでており、

もちろん教科書にでてくるような改革など

これを読めば、中学レベルの奈良時代は制覇ね!というような

内容がいっぱい。

学生にもお勧めだ。

 

かなり研究しつつ描かれた内容ではないかと思う。