2018.2.11
人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。
ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。
(ルカ17章22節から27節)
モトイさんの前回のメッセージ『聞いて生きるために』では、同じ方向の情報であっても、神を通して語られることを神につながる中で受け取る場合と、世の中の情報をそのまま聞くのとでは、受け取ったあとの動きが違ってくるということが語られていました。そしてそれに関連して、携挙の後に反キリストが登場すること。それから世界的なリバイバルが起きるということを、ヨエル書2章のみことばから見つめてゆきました。
2018年2月11日のメッセージ、『人の子の日々』では、「人の子の日々」とは何を意味しているのか、「ノアの日」に起こったことと「人の子の日」がどのように重なっているのかというところに光が当てられていました。
<YouTubeより>
こんにちは、モトイです。今日のメッセージのタイトルは、『人の子の日々』としました。聖書箇所は、ルカの17章22節から27節までです。
「人の子の日々」というのは、あとでまたお分かちしますが、私たちがいる、この時代のことです。そして同時に、「ノアの日」「ロトの日」としても表現されている、そういうところです。
今日の聖書箇所は、ルカの17章22節から27節までなのですが、まずその「人の子の日々」を説明するために、26節、27節を先に読みたいと思います。
これは「人の子の日」に起こることは、ちょうど「ノアの日」に起こったことと同様として、原文では、複数形で「日々」と書かれています。
このように書かれています。
人の子の日に起こることは、ちょうど、ノアの日に起こったことと同様です。(26)
ノアが箱舟に入るその日まで、人々は、食べたり、飲んだり、めとったり、とついだりしていたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。(27)
(ルカ17章26節から27節)
アーメン。「ノアが箱舟に入るその日」というのは、単数形で書かれているのですが、「人の子の日々」や「ノアの日々」というように、その前の26節のところの「日」は、複数形で書かれています。
ということは、「人の子の日々」と「ノアの日々」が同じ、すなわちイコールで扱われていて、人の子の日々がノアの日々としてずっと続いているのです。そして、最後、ノアが箱舟に入ったその日と同じように、人の子の日があるということが分かります。
その「人の子の日」というのが今日の聖書箇所の24節では、「いなずまが、ひらめいて、天の端から天の端へと輝くように、人の子は、人の子の日(単数)には、ちょうどそのようであるからです。」(ルカ17章24節)と単数形で書かれています。
そのまま22節から27節を読んでしまうと、なにかごちゃまぜになってしまうのですけれども、あとの方に書かれている「ノアの日々」と「人の子の日々」というのが合わさって書かれていて、
ノアが箱舟に入るその日が単数形で書かれていることからあわせて考えると、この24節の「人の子の日」という単数形は、主イエスの地上再臨ではなくて、携挙。いわゆる空中再臨と呼ばれる日のことを指しているということが分かります。その前提で、22節から26節をお読みしたいと思います。
最初にまとめて言うと、この時代、人々に人の子の日々を一日でも見たいと願う、その飢え渇きがあるということが預言されています。先週のメッセージとあわせて考えると、ヨエル書の2章に書いてある“すべての人に神の霊が降り注ぐリバイバルの時”であることが分かります。
先週は…、前置きとして説明しますが、先週は『聞いて生きるために』というメッセージの中で、ヨエル書の2章を引用して、“そののち神様は、すべての人にわたし(神様)の霊を降り注ぐ”というリバイバルの予告がされていました。
その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。 (ヨエル2章28節)
「そののち」とは、何だったのかということを、先週はご説明しました。それは、神の民が永遠の報いを受けるその時である。そして聖書的・神学的に神の民が、すなわち信じる者が永遠の報いを受けるのには二つあります。死んだのちに永遠の報いを受けるか、生きたまま変えられて、永遠の報いを受けるかの二つです。
そのことから考えると、ヨエル書2章の「そののちのリバイバル」は、携挙があって(信じる者が)天に引き上げられて、そののち、すべての人に等しく神の霊が降り注ぐ。そして神を選ぶ人と選ばない人にクッキリと分かれるということを、先週はお話しいたしました。 (『聞いて生きるために』ホセア書5章10節&15節 (Youtube) )
今日のところは、それを違った角度からキリストのことばで終末預言として語られている、そういう箇所です。
ー続くー
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