2024.07.20

 

 

:30 人の子よ。あなたの民の者たちは城壁のそばや、家々の入口で、あなたについて互いに語り合ってこう言っている。『さあ、どんなことばが主から出るか聞きに行こう。』

 

:31 彼らは群れをなしてあなたのもとに来、わたしの民はあなたの前にすわり、あなたのことばを聞く。しかし、それを実行しようとはしない。彼らは、口では恋をする者であるが、彼らの心は利得を追っている。

 

:32 あなたは彼らにとっては、音楽に合わせて美しく歌われる恋の歌のようだ。彼らはあなたのことばを聞くが、それを実行しようとはしない。

 

:33 しかし、あのことは起こり、もう来ている。彼らは、自分たちの間にひとりの預言者がいたことを知ろう。」

(エゼキエル書33章30節から33節)

 

 

ー続きー

 

ふたりの主人に仕えていたというキリストのことばと同じことがここで起こっているという、そのことばが分かりましたでしょうか。『口では恋をする者』(31節)のようなのですね。神に対する情熱を現して、エゼキエルの所に来るのです。でも、心では利得を追っていたのです。

 

 

 

しもべは、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、または一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは、神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。(ルカ16章13節)

 

 

 

この世を神としていたのです。この世の神を重んじて、まことの神を軽んじていたという状態です。口では恋をする者なのですね。情熱があるのです。神に対する情熱を口では語るのです。そして、「神の言葉を実際に聞こう」と語り合って、エゼキエルの前に来るのです。

 

 

 

彼らは群れをなしてあなたのもとに来、わたしの民はあなたの前にすわり、あなたのことばを聞く。しかし、それを実行しようとはしない。彼らは、口では恋をする者であるが、彼らの心は利得を追っている。(エゼキエル書33章31節)

 

 

 

そして、エゼキエルを通して神の言葉が語られるその状態ですが、ここの預言で、神の言葉で見てみると、この状態というのは、「美しい恋の歌」(32節)と表現されています。

 

 

 

あなたは彼らにとっては、音楽に合わせて美しく歌われる恋の歌のようだ。彼らはあなたのことばを聞くが、それを実行しようとはしない。(エゼキエル書33章32節)

 

 

 

人々はこの美しい音楽に歌われるその恋の歌を聞きたかったのです。聞いたら気分が高揚するのです。いいお話が聞けるのです。なんとなく、「私も神の民なんだ」と自己肯定感が上がって、「私はやる気が出た」と…。そのような状態なのですね。ありがたいお話を聞きはするけれど、そのあとに世の中に突っ走って行ってしまうという状態でしょう。

 

 

 

いまの私たちのこの時代の背教、いまのキリスト者の多くがこのような状態であると思われます。ふたりの主人に仕えている状態では一方を重んじて、一方を軽んじてしまうという状態で、世の中と神に仕えている。両方をバランスを取って生きているという状態のキリスト者が多くて、いわゆる現実、世の中が神になり、マモンの神が支配するようになっている。

 

 

 

それで、結局は口では恋をする者になっているけれども、心は利得に縛られている。利得を追っている。利得が心をつかんで、世に引きずり込まれているという状態でしょう。これがバビロン捕囚の時も行われたし、いま私たちのこの時代にも繰り返されているという状態でしょう。

 

 

 

そしてキリストの初臨の時にも同じことが起こっていました。ふたりの主人に仕えていた、この世を喜んでいた神の民は、一方ではバプテスマのヨハネの言葉を喜んで聞いていたのです。大挙して彼の所に行って、洗礼まで受けて、聖書の教え、神の言葉を、みんなが連なって語り合って、聞きに行ったのです。

 

 

 

でも、結局はキリストを排除してしまった。キリストを十字架につけてしまった。そして使徒行伝(使徒の働き)の2章に語られているように、あとで自分たちが何をしたのかということを、心を刺されて気がつき、悔い改めた状態なのです。

 

 

 

人々はこれを聞いて心を刺され、ペテロとほかの使徒たちに、「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか」と言った。(使徒の働き2章37節)

 

 

 

バビロン捕囚の前にもさんざん神の言葉が聞かれたのです。むしろ喜んで人々は聞いていた。しかしながら利得を追っていたので、喜んで聞いていたその預言を実行に移さず、悔い改めるということをしていなかった。

 

 

 

そして、あとで気がついたのです。「ああ、私たちの間には預言者がいたんだ。預言者が語ったことが、いま成就してしまったんだ」と、そのように思い出しながら捕らえ移されていったのですね。

 

 

 

そして、いま携挙の前にも同じことが起こりつつあり、携挙のあとにも、人々があとで気がつくという状態になりつつあるということでしょう。

 

※  携挙(けいきょ)についてご存じない方は、下記の動画説明欄に詳しい動画をご用意してありますので、そちらをご覧ください。また、その他の関連動画も、ぜひご利用ください。(このブログでは、ブログ後半にある <おすすめ関連動画> のところでご紹介しています)

 

 

 

私たちは、もちろんいつも神の前に出ている者なので、いつも油断せずに祈っている者は、その日・その時(携挙)が来ても いつものように神の前に立つのですが、

 

 

 

そうではない人たちは利得に突っ走っているので、この世にわしづかみにされてしまい、この世で泣いて歯ぎしりをして悔い改めて、あとで気づくという悪いしもべであったということが発覚する。自分自身で後で気づくということになるのであろうと思います。

 

 

 

しかし、あなたがたは、やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ、人の子の前に立つことができるように、いつも油断せずに祈っていなさい。(ルカ21章36節)

 


ー続くー 

 

<おすすめ関連動画>  

      

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 携挙とは https://www.youtube.com/watch?v=tH6qhuvvfiY&t=0s

 

 

 

 マモン教のわな https://youtu.be/ICrpJEJMHX0

 

 

 

 マモンの支配 https://youtu.be/BSb_d1XpqPs?si=JYOnjLZyncZZFeQa

 

 
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