静座功 ( 気功 )
姿勢は、イスに座るか座布団にお尻を乗せてアグラを組みます。
背筋を真直ぐにして、肩の力を抜き、首筋を伸ばします。
両手は、上向きにしてひざの上に乗せ、軽く親指と中指を付けます。
これを蓮華印と言います。
次に、歯を三十六回かち合わせます。 これを叩歯 ( コツ ) と言います。
ここから入静に入ります。
聞こえない呼吸の音を、意識で聞きます。 これを聴息と言います。
呼吸に意識を置くと理解してもかまいません。
雑念が出てきても、気にしないようにします。
次々と雑念が出てくるかもしれませんが、気にせずにほおっておけば、雲が流れる
ように雑念は消えていき、その内 ( 起きている。 しかし何も考えていない。) という
静かで平和な心境になります。 この状態になると、脳に 心身の健康に良い
アルファ派が出てきます。
この時間は、初めは5分でも10分でもかまいませんが、慣れてくれば、20分、30分と
入静の時間を延ばします。 心は完全に空無になっています。
終わる時は、両腕を伸ばして両手のひらをこすり合わせます。
以上です。 気持ちの良さを感じられれば、うまくいっていると思います。
ブッダの説かれた四禅の内の、第二禅は、「 望むかぎり、粗なる思考、微細な
思考が滅びる事によって、内心が清浄となり、心が統一し、粗なる思考も微細な
思考も無く、心の安定によって生じた 第二禅を成就して住む。」、とあります。
これが、現代一般に行われている禅定に近いものです。
思考も感受もありませんから、心には喜びも苦しみもなく、自我という妄想もなく、
大自然 大宇宙の光や力と一体になっています。 そういう境地を体得します。
現代のように、時代の変化が激しいと、心は常に外に向かってしまい、何より
大切な自分の心を見失ったり、知らず知らずに 過剰なストレスをためる事もある
かもしれません。
時々は何もかも忘れ、心を自由に解放して内面の安らぎを感じる事は、心の安定
には とても良い事と思います。

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