ブッダの言葉 梵天と共住する 四つの方法
スバ 「 ゴータマさん、バラモンたちは このように言います。
『 出家者は 真理、善法に熟達しているが、在家者は 真理、善法には熟達していない 』
と。 これについて ゴータマさんは どう思いますか ? 」
ブッダ 「 青年よ、これについて わたしは 個別的に考えるべきであって、一方的に決めつけるべき
ではないと思っています。
青年よ、わたしは、在家者であっても 出家者であっても よこしまな行いを賞賛しません。
青年よ、在家者であっても 出家者であっても よこしまな行いをするならば、よこしまな
行いのゆえに、その人は 真理、善法に熟達していないのです。
青年よ、わたしは、在家者であっても 出家者であっても 正しい行いを称賛します。
青年よ、在家者であっても 出家者であっても 正しい行いをするならば、正しい行いの故に
その人は 真理、善法に熟達しているのです。 」
―― 世尊は このように言った ――
「 青年よ、梵天との共住への道は なにかというと、青年よ、ここに修行者がいて、慈しみの心で
一方を満たして すごしている。
同様に、第二方、第三方、第四方を満たして すごしている。 このように、上、下、横、すべてに
おいて、全てを 自分と見なし、全ての世界を、広くて、大きな、はかりしれなくて、うらみがなく
怒りのない 慈しみの心で 満たして すごしている。
青年よ、このように くりかえし行なわれた 慈しみによる 心の解脱によって、限られた量の行為
( 業 ) は そこに残ることがなく、とどまることもないのです。
青年よ、たとえば、ほら貝を力強く吹く人が 容易に四方に知らせるように、ちょうどそのように、
青年よ、このように くりかえし行なわれた 慈しみによる 心の解脱によって、限られた量の行為は
そこに残ることがなく、とどまることもないのです。
青年よ、これが 梵天との 共住への道なのです。
青年よ、さらにまた、修行者がいて、あわれみの心、よろこびの心、平静な心で 一方を満たして
すごしている。
同様に、第二方、第三方、第四方を満たして すごしている。 このように、上、下、横、すべてに
おいて、全てを 自分と見なし、全ての世界を、広くて、大きな、はかりしれなくて、うらみがなく
怒りのない 平静な心で満たして すごしている。
青年よ、このように くりかえし行なわれた 平静さによる心の解脱によって、限られた量の行為は
そこに残ることがなく、とどまることもないのです。
青年よ、たとえば、ほら貝を 力強く吹く人が 容易に四方に知らせるように、ちょうどそのように、
青年よ、このように くりかえし行なわれた 平静さによる 心の解脱によって、限られた量の行為は
そこに残ることがなく、とどまることもないのです。
青年よ、これが 梵天との 共住への道なのです。 」
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