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大パリニッバーナ経 より
( ブッダ 最後の旅 )
マガダの大臣 スニーダと ヴァッサカーラとが、一方の端に坐したときに、実に尊師は 次の詩句を
唱えて かれらを喜ばせた。
聖賢の生まれなる人が
住居を かまえる地方において、
そこで、有徳にして 自ら制せる清浄行者たちを供養したならば、
そこにいる神霊たちは
かれらに施与の功徳を ふり向けるであろう。
かれら神霊は 供養されたならば、また かれを供養し、
崇敬されたならば、また かれを崇敬する。
かくて、かれを愛護すること、
あたかも母が わが子を愛護するようなものである。
神霊の 冥々の加護を受けている人は、つねに幸運を見る。
そこで尊師は マガダの大臣 スニーダと ヴァッサカーラを、これらの詩句を唱えて、喜ばせ、
座から立ち上がって出て行った。
―― 中村 元 氏 訳文
「 今や、賢明で 徳の高い あなたがたは、この施しを、あなたがた みずからの住むこの地で、
厳しく戒律を守り 浄らかな行いを培う修行者たちに ふるまった事により、神々を喜ばせた。
同様に、あなたがたが 神々に祈りや 願い事をするとき、あなたがたが 神々を敬えば、
神々は あなたがたを敬うことを知るだろう。
あなたがたが 神々のために心を尽くせば、神々は あなたがたの為に心を尽くすことを知るだろう。
あなたがたの 惜しみのない施しのおかげで、神々もまた あなたがたを愛し、あなたがたに
あわれみの念をいだくだろう。
神々に めでられる人々は つねによいことに結びつき、決して悪い事には つながらない。 」
それから 幸いなる師は、( 教え ) を説き終わると席を立ち、付き従うおおぜいの人々に取り囲まれて、
遠ざかっていった。
―― アンドレ ・ バロー 氏 訳文
もし飲食や
衣服や 臥具を
持戒の人に施すならば
大いなる果報を得る
この果報は 真の伴侶であり
いつも彼に つき従がう
いたるところで
影が 形に随うようなものである
それゆえに 善根を種 ( う ) えることは
来世の 糧 ( かて ) である
福徳は根本であり
それにより 衆生は安穏となる
福徳は 天の護りであり
行くところ 危険はない
生にあっては 災難にあわず
死しては 天に上るのである
こうして世尊は 婆羅門のために 深妙な教えを説き、教示し 喜ばせて、座を立ち去った。
―― 末木 文美士 氏 訳文
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大パリニッバーナ経 より
( ブッダ 最後の旅 )
マガダの大臣 スニーダと ヴァッサカーラとが、一方の端に坐したときに、実に尊師は 次の詩句を
唱えて かれらを喜ばせた。
聖賢の生まれなる人が
住居を かまえる地方において、
そこで、有徳にして 自ら制せる清浄行者たちを供養したならば、
そこにいる神霊たちは
かれらに施与の功徳を ふり向けるであろう。
かれら神霊は 供養されたならば、また かれを供養し、
崇敬されたならば、また かれを崇敬する。
かくて、かれを愛護すること、
あたかも母が わが子を愛護するようなものである。
神霊の 冥々の加護を受けている人は、つねに幸運を見る。
そこで尊師は マガダの大臣 スニーダと ヴァッサカーラを、これらの詩句を唱えて、喜ばせ、
座から立ち上がって出て行った。
―― 中村 元 氏 訳文
「 今や、賢明で 徳の高い あなたがたは、この施しを、あなたがた みずからの住むこの地で、
厳しく戒律を守り 浄らかな行いを培う修行者たちに ふるまった事により、神々を喜ばせた。
同様に、あなたがたが 神々に祈りや 願い事をするとき、あなたがたが 神々を敬えば、
神々は あなたがたを敬うことを知るだろう。
あなたがたが 神々のために心を尽くせば、神々は あなたがたの為に心を尽くすことを知るだろう。
あなたがたの 惜しみのない施しのおかげで、神々もまた あなたがたを愛し、あなたがたに
あわれみの念をいだくだろう。
神々に めでられる人々は つねによいことに結びつき、決して悪い事には つながらない。 」
それから 幸いなる師は、( 教え ) を説き終わると席を立ち、付き従うおおぜいの人々に取り囲まれて、
遠ざかっていった。
―― アンドレ ・ バロー 氏 訳文
もし飲食や
衣服や 臥具を
持戒の人に施すならば
大いなる果報を得る
この果報は 真の伴侶であり
いつも彼に つき従がう
いたるところで
影が 形に随うようなものである
それゆえに 善根を種 ( う ) えることは
来世の 糧 ( かて ) である
福徳は根本であり
それにより 衆生は安穏となる
福徳は 天の護りであり
行くところ 危険はない
生にあっては 災難にあわず
死しては 天に上るのである
こうして世尊は 婆羅門のために 深妙な教えを説き、教示し 喜ばせて、座を立ち去った。
―― 末木 文美士 氏 訳文
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