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                          荘子 ( そうじ ) - ( 1 )




 地上には 陽炎 ( かげろう ) が ゆらぎ立ち、塵 ( ちり ) が たちこめ、さまざまな生物が

息づいているのに、空は 青一色に見える。

あの 青々とした色は、天そのものの 本来の色なのであろうか。

それとも 遠く果てしない為に、あのように見えるのであろうか。

おそらくは、後者であろう。

と するならば、あの 大鵬 ( 大鳥 ) が 下界を見下ろした場合にも、やはり 青一色に見えている

事であろう。



 ( 注 )、 九万里の上空にある 大鵬の目から見れば、地上の さまざまな色は消え失せ、

      ただ 青一色があるだけである。

      荘子の 根本的立場である 万物斉同、 絶対無差別の境地を 暗示している。






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