ATF / ATフィルター交換  | 人間、ジープ、ケーシィ 

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Guidelines of Outdoor Activities and Jeep aka High Mobility General Purpose Vehicle

車と山と船と海と・・・をご覧いただきありがとうございます。

 

私のJeep Wrangler Unlimited Saharaは2008年1月登録車で、今年で10年目の節目です。

 

一応、7年目の車検時に車屋さんで希釈循環式によるATF交換を実施していましたが、

この節目の年にオイルパンを外してのATF交換と ATフィルター交換をしました。

※オイルパンを外して交換しても全て抜けきらないので全量交換はできません。

 

 

私の言うことなので、間違っていることや勘違いもあります。

なので以下作業記事は参考の一つにして頂ければば嬉しく思います。 

 

 

オイルパンを外した時にドバッと出さないために、まずはいつもエンジンオイル交換で使用している手動オイルチェンジャーで、抜ける分は上抜きで抜きます。

 

クロスメンバー、ファー/トランスミッションスキッドプレートをはずします。

今回はATFパンを外すので、クロスメンバーを外すときにファーにジャッキをかませました。

 

 

ATFパンのボルトを外していきます(10mmソケット)。

排気管に近い数本のボルトは非常にアクセスが悪く難儀しますが、ファーにかけたジャッキを上げるとATFパンも上がるので排気管とのクリアランスを大きくすることができます。

クリアランスが大きく開けばユニバーサルジョイントやエクステンションロッドを使用したり普通にラチェットを使用したりしてアクセスができます。

 

 

上抜きしていましたが、かなりドバッと出てきました。要注意です。

 

フィルターは2本のトルクスT-25ボルト2本を緩めて外します。

差込口にあるO-ringも忘れずに外します。

フィルターにもある程度ATFが入っているので逆さにしてドバッと出ないように注意します。

 

縁のガスケットを取り、磁石も一旦外して、中をキレイにします。

まぁまぁ、それなりに汚れていました。

写真はある程度綺麗にしたところ。ハンマーの柄に乗っている黒い円は一旦外したマグネット、あとで戻します。

 

今回使用したフィルターは、ATP B-216 Automatic Transmission Filter Kit。

板ガスケットも付いてきます。

 

新品フィルターを付けます。

 

液体ガスケットをパンの縁に塗ったあと、板ガスケットを置きます。

そして、取付です。

 

米国サイトに載っていた整備書によると、⑤のボルトには中強度のネジ止め剤を塗るように記載されてようです。

確かに外した時も、ガスケットと違う何かが付着していたような気がします。

一応ブルーロックタイトを塗っときました。

オイルパンのボルトは19Nmで締め付けらしいです。手ルクで対角締めしました。

 

再充填はだいたい4.3クォート入りました。

よく抜けてくれていたようで満足満足。

 

取扱説明書に従ってシフトレバーを動かして基準温度の時にディップスティックの適量値を指すところまで調整して終わり。

 

とても良い車だし、メンテしてまだまだ乗るぞ!