本はまたその著書と会話している、ということにもなります。よく本の著書が講演したり、テレビでしゃべっていますが、基本的には本に書いていることを喋ります。ですのでホリエモンが「わざわざ僕に会いに来る必要は無い。言いたいことは全部本に書いてある。」というのは正しいことなのです。

 本はせいぜい1000円くらいで、ギリシャ哲学やシェークスピアやアメリカの大統領と時を超えて対話できるのです。これって凄いことですよね。当たり前ですが、何千年たっても人間の本質は変わらない、欲、妬み、友情、愛情、裏切りなどなど古代ギリシャから存在しており、老いや幸せとは何かなど、我々も日常に悩んでいることも彼らが当たり前のように悩んでいて面白いです。違うとすればテクノロジーでしょうか。人類は昔は徒歩で、やがて車輪が発明されて、馬車になり、そして現代は車です。手紙も昔は何日もかけて配達されていたのが、今は世界中どこでもクリック一つで届きます。ただ便利になる反面、人の気概というか根性というか行動力というかそういったのが失われていると思います。例えば大航海時代に新大陸発見で命を懸けて船に乗り込んだ勇気ある人たちがいました。今のように海図やコンピュータのGPSが無い時代に死ぬ確率が非常に高いと分かっていて、それでも勇敢に船に乗り込んでいく勇気は現代人にはほとんどないでしょう。あと無人島に放り出されてサバイバルする力も文明に慣れすぎた我々にはほぼありません。

 キリスト教を伝えようとした使徒達も大変だったでしょう。

キリスト教がローマ皇帝に認められる以前は異教徒で、でもイエスの説く愛を伝えるべく、それこそ徒歩で群衆に語りかけていたことでしょう。旅の途中で力つき、反対者に殺される危険を覚悟で命を懸けて伝えていったのです。

 本はそういった出来事を疑似体験できる素晴らしいものです。

家に居ながらにして、ソファに寝っ転がりながら、古代哲学者と対話したり、相対性理論とは何か、昔の日本の生活はどうだったのか?と一瞬のうちにその世界に浸らせてくれます。

先日もコロナで東京丸善本店が休日休んでいたものを、時短営業で再開しました。

ビルのオアゾは閑散としており、丸善も閑散としていましたが、ゆっくりカートを引いて

半日ほどかけて1階から4階までめぐったら43000円ほど買ってしまいました。

面白そうだと思ったものはどんどんカゴにいれ、本については無制限投資と決めているのですが、もうキリがない、となくなく4万でその日は打ち止めにしました。

 丸善にいくといつも本の数に圧倒されます。またそれだけの作家が存在するということであり、専業作家で喰っていくのが以下に難しいか、思い知らされます。

あの膨大な数の本の中から一冊選んで買ってもらうことがい如何に凄すぎるか。

僕の人生は残りの人生で何冊本を読み切れるか、ということにもなります。