半幅帯を洗いました。
と、洗ってみて初めていろいろなタイプがあることに気が付いて、
どんな種類があるのか気になったので調査しました。
 
★小袋帯=四寸帯→九寸名古屋
袋状になっていて、2枚の生地を端で縫い合わせて一枚にしている。
表地と裏地の柄を変えたりできるので、締め方を工夫するといろいろと見せることができる。
★単衣帯=四寸単・単半幅→八寸名古屋
一枚仕立てで厚みがなく軽さが特徴。
 
 
 
今回洗ったのは4本で、すべて博多織です。
★小袋帯:吉弥帯2本と、小袋帯2本。
★単衣帯:四寸単帯1本
 
●吉弥帯
とにかく縮んだ。
構造を見ると、名古屋帯の様な幅で織った生地を半分に折り、端で縫い合わせてるようです。
中には帯芯が入っている。
その帯芯が縮んだ感じ。 これはどうしようもないので、ひっぱってひっぱってアイロンがけ!
ちなみにこの吉弥帯が一番色が出ました。 何度も水を変えても出続けるので途中で切り上げました。
 
え? 仕立て直す?
それは~💦 九寸名古屋を先生と仕立てましたが、かなり厳しかった記憶があります。
半幅だって同じこと。 まっすぐ1本に仕立てるだけというところが救いですが、今の段階であれをやるのは…
いつかってことにしてみてみないことにします😢
 
●小袋帯
こちらの帯はシワが寄ることもなくホッとしました。
が、よく見ると曲がっている💦
 
白い部分と、色の部分の収縮率が異なるようで白い部分が縮んでまっすぐではなくなっている。
色部分に化繊が入っているからか、織り方の違いなのか、この結果。
白い部分を引っ張って引っ張ってアイロン掛けあるのみ!
 
 
●四寸単
実は何度か洗っています。
こちらは博多帯~って触り心地♡
伊達締めよりも厚みがある気がしますが、名古屋帯よりも薄目? と個人的な感想です。
洗う度にトラブルは感じられません。
とにかくきれいにアイロン掛け。
 
こうやってみると夏らしい華やかな明るい色味が少ないことがわかりました。
これ以外にある半幅帯も原色だけどそこまで夏っぽくないかもしれない。
 
ミンサー等、南の島の織物が欲しいなぁ♡