富山は海の幸の宝庫というイメージ。

この度は、鮨 難波さんで今年の海の状況をお伺いしました。


氷見のブリは震災後すぐに水揚げされていて、問題は指摘されていません。
が、気温が高く、なかなか寒ブリ宣言が出なかったりと違う意味での環境への影響がはっきりと指摘されていました。

ホタルイカは少しずつ上がり始めていて、サイズも食用向けになってきたそうです。
春を感じる食材、そして好物のひとつなので、影響はなさそうだと伺いほっとしました。

富山の海の幸の貴重性の高いのはやはり白エビ。
シロエビ漁として成り立つのは唯一富山だけと言われるそうで、「あいがめ」と呼ばれる、水深約 150~300mの汽水域に生息しているそうです。

その深さで汽水???
そうです。富山に屏風のようにそびえ立つ館山の伏流水があってこそのシロエビ。

今回の地殻変動で、汽水域が変わってしまったのではないかという懸念があったそうです。
漁協では解禁を前に生育域を調査するために網を入れたそうで、その時の白エビを振る舞ってくださいました。


そんな貴重な海の幸の数々、ぜひとも北陸へおでかけください。