9月に松屋銀座では「銀座・手仕事直売所」という、手仕事(生地、陶芸、焙煎コーヒー、塗り物、ガラス工芸など)が販売されるイベントが開催されておりました。


なかなかの面積にそれこそ数多くの作家さん、工房、店舗が集まり、過ぎていく時間を忘れるほどに楽しいイベントでした。


昔から有名な織物(生地)が、近年デザイン性をアップし新しい側面を見せてくれていて注目しているのですが、例えば近江縮みはTシャツ、スパッツなどを展開していますし、山形のリネンも靴下やカーディガン等多岐に渡った商品展開をしています。


多くが反物幅を着物幅(和幅)から洋生地幅に変更した結果なし得たものなのでしょうね。


このイベントでは着物の反物や、山形リネン等も出店されていました。


岩手の浄法寺塗りで有名な「滴生舎」さんは岩手二戸からいらっしゃったそうです。

海外さんの漆が98%の現代において、国産漆、一部は国産の素地も使用されているそうです。

以前工房に伺ったのですが、職人さんの作業が見えるようにレイアウトされていて、店員さんから、この商品はあちらの職人さんの手によるものです。なんてご説明も頂けて安心して購入できました。


さて、長くなりましたが、今回ご縁があったのは蒔絵の工房である「classic ko」さんです。

漆工芸大下香仙工房という1894 年(明治 27 年)に創立され、120年の歴史を持つ蒔絵の工房だそうです。




私は螺鈿が大好きです。
お箸も螺鈿細工を選んでしまう♥

どれもこれも可愛いですし、細かい細工についついあれやこれやと悩んでしまいました。

さすが石川県の工房だけあって、ブローチなどは帯留めにも変更可能です!とのことです。

女性のモチーフは季節やテーマがバリエーション豊かに描かれていました。

石川の工房に店舗はなく、催事出店ということですが、どれも素敵で悩んでしまうこと間違いなしです!