私が歌川国芳の作品の中で特に気に入った3つのジャンルを紹介します。

一つ目は猫の絵です。歌川国芳の猫好きは有名で自宅に沢山の猫を飼い、筆をとる時も懐には猫を抱いていたという愛猫家だと言われています。国芳が描く猫たちの姿は、どれも皆とてもかわいらしく、リアルな仕草や表情が魅力的です。

二つ目は、いわゆる「武者絵」です。

30歳を過ぎた頃、水滸伝の英雄に取材した一連の作品で脚光を浴びたそうです。

私は、この武者絵に国芳の圧倒的な画力を感じました。力強くしかも繊細な筆使いは素晴らしいと感じます。

最後3つ目は、「寄せ絵」と言われるものです。

「寄せ絵」は人や動物などを寄せ集めて、何かを形づくる絵です。

<《みかけハこハゐがとんだいゝ人だ(みかけはこわいがとんだいいひとだ)》は、寄せ絵の代表作として広く知られています。>

「ネットより」わかりますか?

なんと15人の人間の体を使って顔や手などを表現しています。