先生の修業時代の話を聞いて私が訊ねました。
「どうしてそこまでがんばられたのですか?」
先生の話:一言で言うと「洗脳」ですね。
私は、親からプロの碁打ちになれと言われて何の疑問も持たず、この道しかないと思い込んでいました。
ですから、小中学校を通して他のことには一切目が行かず囲碁のことだけ考えているという状態でした。
ですから、人目にはつらい修行も受け入れられたのだと思います。
忘れもしませんがその洗脳がとけたのはプロになって5年目、21才の時でした。
ある人から「碁以外の世界に興味は無かったの?」と言われ始めて洗脳がとけました。
{教育」というものの怖さにも通じますね。
「滋賀県にて」
