先月から仕事が忙しくトミカ含めミニカーの改造に時間が取れず、気づけばブログも丸2年を経過し3年目に突入したトミカ改造工房314Factoryをよろしくお願いいたします。(•̀ᴗ•́)و ̑̑
そろそろ初心者から抜け出したいのですが、気負わず楽しくカスタムしていければなと3年目もゆる~くいこうと思っています。
今月もまだまだ忙しいので更新頻度は少なくなりますが時間を見つけてカスタムしていこうと思います。(ง •̀_•́)ง
3年目の314Factoryがお届けするトミカ改造は、ドリームトミカからルパン三世 カリオストロの城でカーチェイスを繰り広げたフィアット500をいろいろ改造してみました。
ドリームトミカ ルパン三世
6月に東京ビッグサイトで開催された東京おもちゃショー2014年で展示されていて9月の発売を楽しみにしていたフィアット500。
実車が3m弱の全長なのですが、1/51のスケールのおかげで十分な大きさになり各部の作りも申し分ないです。
が、やはり気になる点も幾つか…
なんといっても1番の見せ所であるエンジン周りは、それなりに作り込んであるものの、エンジンフードとダンパーまで一体化されていて色付けもなし。
また本来ならキャンバストップのルーフにはなぜかウインドウパーツが開口されず、これではまるでグラストップルーフ…
これは小さなお子さんが指を入れてしまわないよう安全対策なのでは?
とネットの製品レビューがあったので、まあそういう事なら仕方ないと思いつつ、いつものようにタカラトミーさんがカスタムする余白を残してくれてると自己解釈してカスタムプランを練ることにしました。(๑˃̵ᴗ˂̵)و ̑̑
ドリームトミカ 改造
分解作業
まずは本体裏側の「かしめ」を3mmのドリルで削って分解するのですが、後ろ側は△頭のビス留めになっているのでニッパーを使って緩めていきます。
分解するとボディ・シャーシ(タイヤ)・内装・ウインドウパーツで構成されています。
ボディは更にエンジン周りが分解できます。
悲しいことにサスペンションなどのギミックはありません。そういえば現行のフィアット500もサスペンションギミックはありませんでしたね。
エンジン周りの分解
ボディ裏側からエンジンパーツを固定している所をカッターで削れば分解できます。
エンジン周りのディティールアップ
まずは一体化されたダンパー部分とエンジン上部のエアインテークをカッターで削っていきます。
エアインテーク製作
すでにカッターで削って跡形も無くなっているので、丁度良いパーツとして思い浮かんだのがこちら。
コトブキヤのダクトノズルⅢ。
形や大きさがイメージ通りですが少し手を加えていきます。
まずはエンジンパーツに収まるように周りを削って調整していきます。
劇中ではエアインテークにフィンが縦に5枚並んでいたので、0.5mmのプラ板をダクトノズルに合わせてカットして接着していきます。
ダクトノズルに接着しましたが、フィンの長さも間隔もバラバラなので調整していきます。
間隔を調整し、しっかり接着できたらカッターではみ出たプラ板をカットして揃えます。
あとはガンダムカラーのグレーで塗ってエアインテークの完成です。
エンジンパーツのデコレーション
エンジンルーム右側には1mmのアルミ線を取り付け、左のプーリーのセンターに1mmのピンバイスで穴をあけ、虫ピンの頭を取り付けていきます。
ダンパー製作
いつもマフラーやトレッド調整に使用している内径1mmの真鍮パイプに、これまたトレッド調整時に車軸として使用している虫ピンをインナーにしました。
が、取り付けたときに虫ピンの頭が変だったので、アルミ線に変更しました。
エンジンパーツ取り付け
エンジン部分をシルバーやレッドで色付けしてダンパーと取り付けてエンジン周りの完成。
いい感じです。^^
エンジン周りはこれで終了と思いまいしたが、エンジンフードの裏側の黒色が劇中の設定と違うのがどうしても気になり、ダンパーやエアインテークをバラしてガンダムイエローでエンジンフード裏側を塗りました。
ボディに取り付けてみましたが、エンジンフード裏側が明るくなることでエアインテークがより目立つようになりました。
ウインドウパーツ穴あけ加工
エンジン周りの次に気になっていたグラストップ状態のウインドウパーツを開口していきます。
ルーフの開口部からマジックでガイドラインを引き、1.5mmのピンバイスで穴をあけていきます。
ピンバイスで穴をあけた間を割れないよう慎重にカッターで広げていきます。
もう少しの所であせって力を入れたらやってしまいました。T_T
幸いボディに隠れる箇所だったのでよかったですが、クリアパーツの加工は気を抜いてはダメですね。^^;
内装パーツ加工
パーツの成形上しかたなく穴がポッカリ開いた運転席の足元に0.5mmのプラ板で蓋をします。
牽引フックを作る要領で1.2mmのプラ板に1mmの穴をあけ、虫ピンに取り付けてあるパーツを作ります。
劇中設定通り、シートをブラウンに塗り運転席左側に取り付けました。
分かりずらいので逆アングルから。
もうお分かりですね。リアのエンジンフードを開くためのレバースイッチです。
かなり重要なパーツなのでオーバースケールで作りました。うそです、これ以上小さく作れません…(¯―¯٥)
車高調整&タイヤ(ホイール)交換
今回は100円ショップセリアのインテリアオブジェミニカーのVWビートルのセンターキャップタイプのタイヤ(ホイール)に交換しました。
ずいぶん前に分解していつか使うだろうを放置していたので、車軸がアルミ線と真鍮線とバラバラなのは気にしないで下さい。(๑>◡<๑)
このフィアット500はサスペンションギミックがないので、本来内装パーツの車軸受けを削れば車高が落ちるのですが、シャーシにプラ板をとりつけ車軸の遊びを少なくしました。
さらにシャーシの車軸受け部分に2mm角のプラ棒を取り付けてタイヤが左右に動くのを抑えました。
Dream Tomica custom The Castle of Cagliostro Lupin the third Fiat500
フロント周りはウインカーをシルバーで塗ったのですが、なんだかキレイに塗れてません。(¯―¯٥)
マフラーはいつもだと真鍮パイプで作り直すのですが、オリジナルがメガフォンタイプでいい感じだったので、ピンバイスで開口しシャーシと差別化するためグレーで塗りました。
クリアパーツを開口して本来の姿になりました。
上面から除くとエンジンフードを開くレバースイッチが見えます。(•̀ᴗ•́)و ̑̑
ドリームトミカということでそれっぽいホイールでしたが、やはり車軸が見えないセンターキャップタイプに交換することでよりリアルになりました。
また前上がりに見える車高を調整しました。
エンジン周りは一体パーツからダンパーを分離するだけでも印象が変わりますね。
あとテールライトも上側をオレンジ色を塗りウインカーを表現しました。
ルパン三世 カリオストロの城は私のクルマ好きの原点
1979年に公開された宮崎駿さんの映画初監督作品のカリオストロの城は、おそらく私のクルマ好きになる原点の映画で、小学生の時にテレビで初めて見てから何十回、冒頭のシーンなんか何回見たか分からないほど。(๑>◡<๑)
当時はそのクルマがフィアット500なんて知らず、ちっちゃなクルマの後ろが開いて急加速して、さらに崖を駆け上る姿を見て興奮しました。
子供ながらいつかはこのクルマに乗るぞ~と思った人も多いはず…
車名も知らないこのクルマを調べるためにタミヤのプラモデルに入っていたカタログを調べると、ありましたよ。
小さな車体に丸目のライト、フロントグリルが付いていて少し違うけどカッコイイ!
いつかは乗るんだミニクーパー!(๑•̀ㅂ•́)و✧
えっ??? ٩( ᐛ )و
最初はカリオストロの城を見てフィアット500が好きになったのに、調べていくうちに似たようなミニクーパー(クラッシック)に脳内変換されました。(¯―¯٥)
それから大人になり、ミニ1000、ミニクーパー1275S、ミニ35thクラッシックと3台乗りましたが、いつかはまたミニに乗るんだと…
フィアット500の話から大分逸れてきましたが、私の人生にカリオストロの城がどれくらい影響されたかという、誰得な話が永遠と続きそうなのでこの辺で…σ^_^;
以上、ドリームトミカからルパン三世 カリオストロの城でカーチェイスを繰り広げたフィアット500のカスタムでした。