この川は流れは強く危険な部分はあるが場所を選べば安全に釣りをすることができる。
「上流には人がいるようだからこの下流で釣りをしますか。」
中年の男の釣り人がそうつぶやきながら釣りを開始するのであった。
しばらく釣りに熱中していると、上流から人が流れてくるのであった。
「おい、大丈夫か。」
私は大声で叫んだ。すると、流されている人は男のようであり次のように返答したのであった。
「大丈夫だ、これより下流域では流れは緩やかで浅い、俺を助けるために、危険を犯す必要はない。」
中年の男は「まあたしかに、下流は安全だから助かるな。」といって、流されている男の安全を祈ったであった。上流に進むと、流された男のものであろう荷物があった。
荷物
・釣り竿
・ズボン
・ライフジャケット
・ウェイダー（腰まである長靴のようなものです。）
「流された男は、わざわざ脱いで川の中に入ったのか？自殺か？いや、それならこのような状況にはならないだろう。謎だ。」