霊界が実在の世界 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

「私たちの世界こそ実在であり、あなた方の世界は実在ではありません。そのことは地上という惑星を離れるまでは理解できないことでしょう。
 あなた方は幻影の中で生きておられます。すべて"影"なのです。光源はこちらの世界にあります。実質の世界なのです」

『シルバーバーチの霊訓(2)』P.123/LB6~LB3

目の前に広がる光景だけが実在と思っていますが、それはただの幻影だというのです。
今日は昨日の続きで、朝目が覚めると嫌なことも苦しみも幻のように消えていることはありません。
不安や悲嘆の原因も消えてはくれません。
地上に生きている間は、私たちにとっては、苦悩や困難や悲しみが現実の世界です。

 しかし、死んで霊界へ行くとこの地上世界が幻影だったとわかるようになります。
地上世界で悩んでいたことや四苦八苦、悪戦苦闘していたことから解放され、それが限られた地上人生の間だけの経験だったとわかるのです。
死とともに、地上的なしがらみから解放されます。

 そして、地上世界はさまざまな体験を通して霊的成長する場所として創られたことを知ります。
永遠の生命の霊界から見れば、地上での体験は一時のことです。