不安は実在ではなく影 | イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

イエスとスピリチュアリズムと地上の兵士(わたし)

苦しみや悲しみが不幸ではありません。霊的真理を知らずにいることが最大の不幸です。
間違いや失敗で願いが叶わない人生が残念な人生ではありません。霊的成長せすに終わる人生が最も価値のない人生です。
真の幸福のために、ともに学びましょう。

「もしもあなた方の進む道を影がよぎるようなことがあれば、もしも何か大きな問題が生じた時は、もしも心に疑念が生じ、そして迷いが生じた時は、どうぞそれらは実在ではなく影にすぎないことを自分に言い聞かせて、羽根をつけて一刻も早く追い出してしまうことです」
『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』P.38/LB2~P.39/2


取越し苦労や不安は心に宿してはいけないのです。
自分にとって何のプラスにもなりません。
マイナスでしかありません。

なぜ、取越し苦労や不安がいけないのでしょうか。

「あなた方の懸念は無意味であり根拠がありません。(中略)霊的なものにとって〝恐れる〟ということがなによりも強烈な腐食作用を及ぼします。恐怖心と心配の念は、私たちが特に不断の警戒を要する敵です。なんとなれば、それが霊力が作用する通路を塞いでしまうからです」
『シルバーバーチの霊訓』(1)P.44/7~LB4

「思い煩ってはなりません。心配の念はせっかくの援助の通路を塞いでしまいます。私はいつも取り越し苦労はおやめなさいと申し上げております。心配の念は有毒です。悪気を生み出し、それがあなたを取り囲みます。陰湿な雰囲気で包まれてしまいます。その状態になると霊の力も突き通せなくなります」
『シルバーバーチの霊訓』(9)P.65/2~5


私たちを助けようとする背後からの援助を自ら遮ってしまうことになります。
自分の心も霊性さえも委縮させてしまいます。
一刻も早く追い出してください。