怒りという感情は一つではないとつくづく思う。
怒りのまわりには、甘えや傲慢といった感情がくっついているように思う。
この前の怒りには甘えが根底にあったと、あとで気付いた。
親しい人との間では甘えから…
職場では傲慢さから…
自分の思い通りにならないことに不満を抱くようになる。
「一番厄介なことは、人間が物的なものに浸り切ってしまい、
人生のすべての基盤である永遠の霊的原理を忘れてしまうことです。
あなたがもし思い通りにならないからといって悩んだり、失望したり、
イライラしたりするようであれば、それはあなたがまだ一ばん大切な
ことは本当のあなたである〝霊〟に係わることでありその〝身体〟
ではないということを理解していない証拠です。」
『シルバーバーチの霊訓(12)』P172/5~9
自分の学習能力の低さに情けなく悲しくなる。
シルバーバーチの言葉に諭され、
また、シルバーバーチの言葉に元気づけられる。
「あなたは人間です。
過ちを犯します。
判断を誤り、しくじることがあります。
人間性は頑強に出来上っていない故に、人間は常に弱みを
背負って生きています。
人間が人間であることの証は、欠点を持っているということです。
だからこそ今あなたは地上へ来ているのです。」
『シルバーバーチの霊訓(12)』P186/7~10
“あの時、こうしていれば…”と、後悔することはやめよう。
「右を向いたり左を向いたり後ろを向いたりしてはなりません。
やってしまったことを悔むのは間違いです。
過去のページはすでに閉じられたのです。
もう二度と開くことはできないのです。
大切なのは今日です。
明日の運命は今この時点で取る態度によって決まるのです。」
『シルバーバーチの霊訓(12)』P162/6~8
失敗した嫌な記憶だけど、もう同じ事をしないためにも、
自分を変えるためにも忘れないでいよう。