『シルバーバーチの霊訓[4] 8章 質問に答える』
───反対なさる主たる理由は、生命を奪うことは許されないことだからでしょうか。それとも国が死刑執行人を雇うことになり、それはその人にとって気の毒なことだからでしょうか。
「両方とも強調したいことですが、それにもう一つ強調したいのは、いつまでも死刑制度を続けているということは、その社会がまだまだ進歩した社会とは言えないということです。
なぜなら、死刑では問題の解決になっていないことを悟る段階に至っていないからです。それはもう一つの殺人を犯していることに他ならないのであり、これは社会全体の責任です。それは処罰にはなっておりません。ただ単に、別の世界へ突き落しただけです」
肉体の死はあっても霊は永遠に存在し続けます。
無理やり肉体から切り離された霊
肉体を持って地上にいた頃と、
考え方も性格も変わっていない霊の存在を知っていますか。
更生できないまま肉体から切り離された霊
目に見えない場所へ追いやっただけです。
今も存在しています。
そして、私たちに何らかの影響を及ぼしていることもあるのです。