今の自分に嫌悪や矛盾を感じることはありませんか。
自分を変えたいと思ってもなかなか変えられるものではありません。
世間には自己啓発や気休めになるような自分癒しがあふれています。
それらは自分が変わったように錯覚させるかもしれませんが、一時的な目先のことだけで本来の自分自身を変えることはできません。
嫌悪や矛盾を感じるのは、自分の未熟さに気付いているからです。
その奥には自分の成長を望む思いがあるはずです。
それは、本来の自分である霊の願いであり人生の目的なのです。
もし、そのことに気付いたら…
霊的成長以外に、自分の不満を解消し望みを満たしてくれるものはありません。
霊的成長のために用意された道は人それぞれです。
その人に相応しい道が用意されています。
当然、楽でのんきな道はありません。
苦労・困難・孤独で厳しい道です。
「それは容易なことではありません。岩や石ころだらけです。しかも見なれた景色を後にするにつれて、ますます困難さを増していくものです。」（シルバーバーチの霊訓[10]Ｐ139）
が、振り返ると素晴らしい冒険だったと思える道です。
「霊性を悟ることは容易なことではありません。もし容易であれば価値はありません。その道に近道はありません。王道はないのです。各自が自分で努力し自分で苦労しなくてはなりません。しかし同時にそれは登るにつれて喜びの増す、素晴らしい霊的冒険でもあるのです。」（シルバーバーチの霊訓[1]Ｐ49）
霊的成長の道って何でしょうか？
それを知るためには―
まず、霊的真理を知ってください。正しい知識を手に入れることです。
そして、自分より弱い人のために手を差し出してください。利他愛の実践です。
「実際に行う無私の施しが進化を決定づけるのです。」（シルバーバーチの霊訓[1]Ｐ82）
「自己犠牲を伴う長くゆっくりとして根気のいる、曲がりくねった道です。己を捨てること―― これが進化の法則です。」（シルバーバーチの霊訓[1]Ｐ83）