西寒多神社 ササムタジンジャ

なかなか漢字変換が出来ません

 

なかなか読みが難しい神社は各地にあります

摂津の坐摩神社イカスリ そのままザマと読む人もいますが

紀伊の国日前神宮ヒノクマ 國懸神宮クニカカス 伊太祁曽神社イタキソ

などなど歴史の古い神社の漢字の読み方は難しいです

ほかにも沢山ありますがおいおいに紹介します

 

豊後の国には二つの一之宮があるのですが 2社目です

おそらくは こちらの方が古くからの神社の様ですが、

どこでも 時代によって 領主によって あるいは神社庁によって 

つまり人間の都合で決められる ちょっと切なさを感じます 理不尽なものを感じます 

一之宮であろうがなかろうが 氏子の皆さんは変わらずお世話しています

 

古くは神功皇后の三韓征伐時に立ち寄って祈願した事に始まり 

藤原鎌足の百済救済など立ち寄った歴史の中にある神社です

 ちょっと脇道 

鎌足は百済の王子であるとか 

鎌足の子不比等は天智天皇の子であるとか言う逸話もあります

 

御祭神は

月読尊 ツクヨミのミコト

天照大神

雨忍穂耳命 アメノオシホミミのミコト

高千穂 天孫降臨神話の世界の神様が祀られています

今の歴史学では天皇の先祖である神様が祀られていますが

 ちょっと脇道

三柱共 神話の世界の神様ですが 別の王家では?と言われる  

素戔嗚は祀られていませんが 素戔嗚もまた別の中国地方・山陰地方の王家ではと言われています

 

さらに相殿があります

通常 相殿とは たとえば神功皇后と応神天皇を並んだお社殿に一緒に祀ることを言いますが

ここでは少々違って 先ほどの天照・月読・雨忍穂耳の神話の世界の神様と 応神・神功・武内の宿禰の

神様をそれぞれの社殿で祀っています

 

応神天皇 オウジンテンノウ

神功皇后 ジングウコウゴウ

武内の宿禰 タケノウチノスクネ

やはり応神天皇が祀られています 仲哀天皇はいませんが武内の宿禰がいます

 

この石橋は立派です 萬年橋と言います

 

石橋を渡るとまっすぐに本堂へ

きれいな境内です

 

立派な狛犬です

 

鎮国一之宮の額 これは八幡宮ですよね

一部でここは八幡さんか そうで無いかって言ってましたが

これを見ると八幡さんですよね

御朱印にも 豊後国総鎮守とありますし

 

ここの宮司さんは優しそうな方で 道に迷ったことなどを話すと 帰り道を丁寧に教えてくださいました

ただ萬年橋前に地元の方との不和の抗議の幕があったのが残念です 氏子は大事です

 

もしナビを使って行くことを考えている方があるなら 神社名でなく住所を入れて検索してみてください

施設名で行くととんでもない、切り返しも困るような道に案内されます ナビによるのでしょうが・・・