式も披露宴も終わり、出席者も全員帰って
店に残っているのは、おれと、、、
「あー疲れたぁ~」
普段着に着替えて大あくびをしながらグッタリとソファーに座り込むヒョクチェヒョンと
「楽しかったねー」![音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/086.png)
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疲れを全く感じていない様子のドンヘ
「うん。みんなに祝ってもらえて本当に良い式になったよね」
「ひょくがカッコいーからぁ
オレもしあわせ
でへへへ
」
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「んふふ…ありがとう」
この夫婦の会話、これって噛み合ってる?
「ひょーくぅ」
ドンへが甘えて加減無しにヒョクチェヒョン腹の上に乗っかる
「ぐえっ」
ん?潰れたカエルの声?
ああ。ヒョクチェヒョンの声か…。
「もぉ~ 重いぞっ
ばかっ
可愛いな
」
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
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「ゴメンね?ひょくぅ ちゅっ💋ちゅっ💋ちゅっ💋」
イライライライラ…
「ひょくぅ ん~っ」
「ん~っ ちゅっ」
イライライライライラ…
「ちゅっちゅっ…」
こ、い、つ、ら~っ!
ちゅっちゅっちゅっちゅっしつけーーわ!
「家でやって貰ってイイっすかねっ!?」
ケツを蹴って店から追い出した。
あっ…やべっ![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
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今日はお二人にとっての新しい門出の日なのに、ケツ蹴って店から追い出すなんて悪い事をしてしまった。
まあ…追い出してしまったもんは仕方ないw
「キュヒョナーっ!聞いてくれっ」
のうっわっ![はてなマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/612.png)
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ドタドタとシウォン氏が店に入って来た。
「ワタシは今日、恋に落ちてしまったのだーー!」
声でデカっ!
つか恋に落ちるペースよw
「あー そうですか」
恋に落ちたってゆーお相手は
あのヒョクチェヒョンの同期の青年だろうな。
『すみません… あの神父さん?がグイグイ来て… あの~ ちょっと…いや、すんごぉぉぉく!怖いんで僕もう帰ります』
ってガクブル震えながら早々に帰って行ってしまったんだけども
「誰にですかぁ?」
「ピョクチェの同期の青年だよ」
良い加減ピョクチェじゃなくてヒョクチェだって気づけよ
つか、誰か教えてやれよw
「たぶん彼もワタシのコトが好きだと思うんだ。何故かと言うと 彼のワタシを見る目がそれを物語っていたし…」
彼の目が物語っていた…ねぇ
彼の目はこいつキモッってのを物語ってたんじゃね?
「そして彼がね?ワタシに対して云々かんぬんであーでもねぇこーでもねぇで、、、」
「うるせえよ!っ…痛たたた」
あー 腹に力入れると腹筋が痛い…。
一生分笑ったかも…。
けど…ヒョクチェヒョンとドンへのあの幸せオーラに包まれたキラキラ笑顔を見たら、心からおめでとうって気持ちになったし、あんな風に誰かを愛して愛されるって関係って素敵だなあって、ほんのちょっとだけ羨ましいと思ったな。
グラスにワインを注ぐ
「おめでとう」
今日撮った 新郎新婦のポラロイド写真に向かって 乾杯し、グラスを口に…
「キュヒョナ~っ どっどう思う?やはり彼も…」
シウォン!帰れ!
おわり