ウザい… ウザすぎる…



チェ.シウォン




「ヌオーンっ 何故だーーっ⁉️何故ワタシでは駄目なのだーっ⁉️ドンへー」




ヒョクチェとドンへが結婚(婚姻はしないが)すると聞いてから

泣いている…毎日 泣いている




何故 うちの店で泣くっ⁉️

ったく…意味がわかんねえっての‼️




「すみません。ご自宅で泣いて頂けませんかね?」



「キュヒョナ… 哀しむワタシはどうだい?このジェントルメンのワタシに惚れたりはしな…「惚れるかボケ!帰れ!キモメン!」




ったく、こいつ

わざわざ、この店に来て泣いてた理由はそれかいっ!



ケツを蹴って 店から追い出した。





「きゅーひょなーっ♪きたよー爆笑



「出たな!? 《妖怪 甘ったれ小僧》」



「ほぇぇ?なあに?」



「いや…何でも無えっす。で?どうした?今日は休みだろ?」



「あのねぇ…ひょくもいっしょだよー」



「いや…だから 」




妖怪とは会話にならない




「ヒョクチェヒョンは?」



「ちゅーしゃじょー」



「駐車場?車買ったの?」



「かったのだーっ!!ねぇ?なんで クルマかったかわかる??ねぇねぇねぇねぇねぇねぇ」




ぐいぐい来るね… 

キモ 、キミね…ちょっ 近いから… 距離感っ!




「車が欲しかったからだろ?」



「んもーえーわかってないなぁ右下矢印ケッコンするんだよ?」



「で?」



「こどもができたらクルマがないとタイヘンでしょーが‼️」



「あ~ ナルホド…って 何じゃそりゃっお前…産む気?」



「えへへ」




やはり妖怪とは会話にならない…


えっとー…誰か~っ!マトモな人を呼んで来てくださーーいっ!




「どうした?頭抱えて」




ヒョクチェーっ‼️




「来たてくれたぁ〜‼️唯一マトモな人間」



「は?何それ?」




とか言いながらドンへの隣の席に座ってる。


ぎゃふんっ∑(-x-;)




「何で 向き合って座んないの?」



「オレが隣にいないとドンへが寂しがるんだよ」


バカA…


「えへへ」


バカB…


お似合いだぜ。




「ドンへが子供産むって言ってるけど?」



「まあ…授かれば 産めばいいんじゃない?」



「授かれば…ね。」




ヒョクチェヒョン…唯一マトモだと思ってたのに…

妖怪に取り込まれてヒョンまで《恋人に甘々妖怪》に⁉️


その会話中 ドンへはニコニコしながら自分の腹を摩っている


ドンへが想像妊娠する日も近いw




「で?今日はどうしたんですか?」



「んー…やっぱりさ?式だけでもしようかと思ってね。」



「ほうほう…」



「ドンへの両親とウチの両親がドンへの花嫁姿みたがってさ」




あっ…ヒョクチェヒョンの両親も我が息子では無くドンへの花嫁姿見たいんだ?




「ほうほう」



「だから この店で 簡単な結婚式をと思って」



「ほうほう」



「お前…馬鹿にしてる?」



「まさかっ とんでもございませんっ」




バカにはしておりません。

小馬鹿にしておりますぅ〜www




「お式の日取りはお決まりでごさいますか?ご予算、人数などは具体的にお決まりでごさいますか?」



「このヤロウ」



「いいんじゃない?誰を呼ぶんですか?」



「チチとハハとじい(執事)とっ…」




いきなりドンへが喋り出した。

こいつがしゃしゃって来ると話がややこしくなる




「ドンへ?ここは旦那様に任せてキミは隣でニコニコしてればいいの。」



「ほーい!!



「よしよし…」




単純でよしよし…頭を撫でてやった。




「えへへ」



「お前…すげえな」




んふふ。

ヒョクチェヒョンが感心してる

おれの猛獣使いならぬ 妖怪使いに。




「で?誰呼ぶの?」



「オレらの両親とドンへんチの…爺?とイェウク、あとは高校時代の友人4人くらいと、ドンヘの…友達はいないなから…友人関係はそんくらいか」




ドンヘの友達はいないんかーいw

まあ、ドンヘの友達はヒョクチェヒョンと…おれくらいだもんな笑




「おれは招待してもらえないの?」



「お前は店にいるから参加してるようなもんだろ?」




まあ、良いけどね。




「あとは…シウォンと、、、」



「んふっ…ちょっ…チェ.シウォン呼ぶの?」




ヤバい…こいつらがチェ.シウォンの名前言っただけで 腹筋痛い…




「ああ。一応二人の共通の友人?知り合い?ってコトで…おい、3位?」




ダメだ吹きそう…




「名前 出ただけで笑い過ぎだろ?」



「わっ笑ってなっ んふっいし」



「笑ってんじゃん。まあいいや、後はウチの会社の同期達…」



「どっ…同期?この前の?ウンシヘ三角関係の修羅場っ…ぷっ…見たっ んふっ…のに? ぶぁっはっ」




あっ吹いちゃった… つか もうダメ、立ってらんないわ




「ぶぁっはっは…痛っ…お腹痛い…」



「どんだけ 笑うんだよ…」



「そっ…そういえば…ひぃひぃ腹痛い、あの後どうだったの?んひひひっ…か、会社は」



「オレも好奇の目に晒されるのを覚悟してたんだけど、割とみんなフツーでさ。男共には『お前のコイビト可愛いな😍あんくらい可愛かったら性別関係ねえよな〜』とか言われて 女子は 腐女子っての?ソレが多くて 逆に『すっごくお似合い🥰』なんてコトを言われたりしたよ」 



「ドンへにブス呼ばわりされた子は?」



「ああ、彼女は別になにも言ってなかったな」






なるほど


結婚式


マジで面白くなりそうだ。



















つづく