side D
いいことかんがえたっ
こういうときは… なんていうんだっけ?んと… あっ ”きせいじじつ” だっ!
ひょくが おしごとに行ってるあいだに
おウチからオレのたからものをこの部屋には運ぶんだ。
オレってあたまイイっ!てへっ
「このっ おバカっ」
ひぃ~っ!だってっ だって
「はいんないんだもんっ」
おれの”たからもの” のキリンさん
「当たり前だ 何メートルあんだよっ!んなもん 入る訳ねえだろ?」
3めーとるくらいのキリンさんだからダイジョブ‼️って思ったんもん。
「とにかく、早く持って帰れってのっ!オレが中に入れねえだろ」
げんかんのドアのところでキリンさんのクビが引っかかっちゃってwww
あたふたしてたら ひょくがかえって来ちゃったんだ。
「ひょくぅ~」
「は、や、く、しろっ」
「ふぁ~い…」
キリンさんは あきらめてウチの者に
持って帰ってもらった。
「ドンへぇ~っ⤴︎⤴︎」
お部屋の中から ひょくがオレをよぶ。
オレがしてあげたお部屋のもようがえに カンドウしたんだな
ひょくの 声がうらがえってるもんっ
「なあに?」
「なあに?じゃねえよっ コレは何だ?」
「ジャングルみたいにしてみました。」
でっかい観葉植物🪴をいっぱいおいてぇ
ゴリラさんも、ライオンさんもおいた!あとはキリンさんだけだったのに…
「… … …」
「ひょく?」
「今すぐ片付けろっ」
カンドウどころかゴリップクだ
「えぇ~っ なんでえ?いやされるでしょ?」
「癒されねえよっ 」
「でも ベッドから バスルームとげんかんまでの みちと キッチンは…」
「いいからっ!早く片付けっ… あっ いや、待てよ…」
なんでか ひょくがにやにやしてる
「これが宝物?」
あっ ちがうのっ
「あっ 一番の”たからもの”はひょくだよ?」
あわてて言ったら ひょくがオレのホッペをなでなでしてくれたっ
くふふっ…ひょくに なでなでしてもらうの すきぃ~ ふにゃ~ってなっちゃう
「かたづけ…」
「今日はもう 遅いから明日でいいよ」
優しい声にもふにゃふゃふにゃふゃってなっちゃう
わわっ ふにゃふにゃしてるあいだに
ふくぬがされてるぅ
「今日はベッドじゃなくて ジャングルで愛し合おうぜ」
さっきまで ゴリップクだったのに…
ノリノリじゃんっ
「ちょっ!」
オレのことゴリラさんのひざの上にのっけてゴリラさんの両腕をオレのカラダにまきつけるようにする ひょく
この腕が けっこうおもくて動けないぃぃ
「ドンへ!今助けてやるぞ!」
はぁいぃこいつ、なにゆーとんねん
って顔を見ればニヤニヤしてる
はっ
もももしかしてっひょくってば
へっ ヘンタイだったのぉ~?
あわわわわっ
つづく