仙崎公園からまだ明るいうちに出る。
昨年よりも矢印が少なく、雰囲気も違っていたので躊躇しながら走る。
矢印が出てこないので後続を待つ。
後続を待って走ると小浜踏切が出てきた。
小学校脇を通り、長門三隅駅前を通る。
すべて歩き通し。
この区間は走る気がしないのはなぜだろう。
ローソンからひたすら長い。
あとで地図で見るとローソンから宗頭まで5km。
歩いて1時間だ。
宗頭文化センターの光が遠くに見える。
そう気づいてから、30分近く歩く。
やっと到着し、すぐさま風呂に入る。
それまで風呂に入らず、上だけ着替えてタイツはそのままで足を上げて疲労だけ
取ろうと思っていたが、歯磨きで気分一新したように、
風呂に入って汗を流す効果は格別だろうと思い、風呂に入ることにした。
タイツは脱ぐには脱げたが、今度風呂上りに新たなタイツを履くときに悪戦苦闘した。
変なところに力を入れると、腹筋は攣るわ、ふくらはぎは攣るわ、収拾が付かなくなる。
かといって、タイツを履きかけでのたうちまわってもしょうがない。
なんとかタイツを履いて、着替え、食事を取った。このときたぶん午後9時30分。
食事を取って、仮眠室に上がったのはたぶん9時50分ごろだろう。
首と背中にホッカイロを貼り、眠る。
あっという間に11時になり、眠り続けるか、どうするか迷っていると
周囲にアラームが鳴り響く。数人が出ていく。
よし、出ようと思い、スタッフに告げて出たのが11時11分。
そこから、藤井酒店まで歩き通し。
鎖峠までも単独で上ることとなった。
昨年のイメージでは山道から一般道に合流してまもなく下りに入るイメージだったが
実際には合流して1km強の上りがあった。
それをすぎると馴染みの下り。
ここでは下りに任せて走る。
三見方向に左折するとしばらく歩く。
三見駅ではまた、不安になり、団体についていく。
昨年は、この時点では人数も少なかったが、
今年は多い。昨年よりも速いのか遅いのかわからないが・・・。
波の砕け散る音も今年は怖くなかった。
玉江駅に午前3時20分頃に着く。
ここで、トイレ大を済ませたのは良かったが、ひと眠りしておくべきだった。
ここから、虎ヶ﨑に向かうまで強烈な睡魔に襲われる。
幻覚はなかったが、眠すぎて走る気力は起きなかった。
とぼとぼと歩いているうちに、夢をみており、仕事とごっちゃになって
歩いている自分が何をしているのかわからなくなってきた。
少しばかり、目が覚めると歩いている自分に気づき、これはどこかへ到達するための
ゲーム(萩往還に参加していることを忘れ、何かのゲームをしている気になっている。)
なのか、と違う目的達成を考えていた自分の間違いに気づく。
このころ、無性にバスに乗りたくなる。
もちろんバスが動いている時間帯ではないが、バスに乗って移動してもいいような
ゲームの夢を見ている。
そんな感じでふらふら歩いていると、反対側から、虎ヶ﨑を折り返してきたAゼッケンの
ランナーが歩いてくる。
私の表情を見てハッと我に返って走り出していく。
マイナス思考のオーラを出している自分を見て、
そこに陥りそうな自分を奮い立たせて走り出す、ベテランランナー。
そんなランナーがほかにも3人くらいいたか・・・。
それがわかっていながら、気持ちを奮い立たせることができないほど眠い。
どこか眠れる場所を探しつつ歩いていき、虎ヶ﨑の入り口のバス停で
眠ることにした。
シューズを脱ぎ、足を上げ、目をつむって10分。
少しは意識が取り戻せた。
そして、少しは走る気も出てきた。
わずかだが、走り、つばきの館に辿り着く。