思春期以降の発達凸凹さんに

安心と自信を手渡し

心の元気を蘇らせる

ママの幸せコミュニケーション術

「花まるアテンション♡」

をお伝えしています。

 

発達科学コミュニケーショントレーナーのさいとうはなえです。

 

 

 

前回、親子のコミュニケーションに大切な

「共感」について掘り下げ

 

 

その中で

「同調」という

 

無意識に気分が伝染してしまう働き

について

お話しました。

 

 

 

 

この「同調」

一つ困った点があります。

 

 

 

それは

ママの不機嫌もお子さんに伝染しちゃう

という点です。

 

 

 

これは

なかなか厄介です。

 

 

 

特に

軽度発達障害の中高生のお子さんをもつママは

 

学校から度々連絡を受けたり

進学のことを心配したり

将来のことを心配したり

 

 

不安心配の種が尽きません。

 

 

 

ついつい

暗い顔・暗い声

 

 

イライラが積もり積もって

険しい顔になってしまう。

 

 

 

無理に笑おうと思っても

なかなかできるものではありませんよね。

 

 

 

 

発達科学コミュニケーションを実践すると

お子さんは次第に安定し

心配事も減っていくので

ママの心も楽になっていきますが

 

 

 

それでも

疲れているときもあるし

落ち込むことだってあります

 

 

 

ママがなんとなくピリピリしてて

「なんだか機嫌悪そうだな~」

って感じるときって

家族もみんな、嫌な気分になりますよね。

 

 

 

そんなふうに

ママの不機嫌や不安が

無意識にお子さんに伝染しないようにする

簡単な方法があるんです!

 

 

 

 

 

名付けて

「不機嫌申請!」

です(笑)

 

 

 

 

「今日、ママちょっとイライラしてるんだよね~」

言葉ではっきり申請しちゃうんです。

 

 

 

 

「同調」が無意識に起こってしまうのなら

はっきり言葉で言って

意識させちゃえばいい!

 

 

 

意識できれば

無意識に伝わってしまうことを

防げるんです!

 

 

 

「今日、ママは機嫌が悪い!」

と、はっきり伝えれば

 

 

「あ、そうなんだ」

 

と納得するので

家族もそれ以上心配になったり

不安になったりしなくて済みます。

 

 

 

ママも無理して

「イライラしてちゃいけないな」

とか

 

「気持ち切り替えなきゃ」

と頑張らなくて済むので

 

気が楽になりますよ。

 

 

 

堂々とイライラしていられます!(笑)

 

 

 

というか、

不機嫌申請した時点で

かなり、スッキリしちゃいます。

 

 

 

 

 

 

そして

不機嫌申請と一緒に

 

 

「どうしてほしいか」という

取り扱いリクエスト

もしちゃうんです。

 

 

 

 

我が家では

この方法が親子ともに定着していて

 

 

「テスト終わったもんで、今日はゲームやるで!

ほっといてよ!」

 

 

「ちょっとブルー入ってる(落ち込んでる)もんで

話しかけんで。」

 

 

「今日は疲れてるから

手伝いとか絶対無理!

他の日にやるから、今日は勘弁して」

 

 

「ママイライラしてるから

お皿の片付けとか

絶対手伝ってよね!」

 

 

などなど、

家族みんなで

けっこう言いたい放題

申請してます。

 

 

 

この

不機嫌申請

取り扱いリクエスト

 

 

 

 

その効果とメカニズムについて

ちょっと真面目に解説しますね

 

 

 

 

まず、不機嫌申請について

 

 

 

負の感情というものは

発散すればスッキリするというものでは

ないようです。

 

 

例えば

イライラを爆発させたら

スッキリするでしょうか?

 

 

かえって、

イライラがヒートアップして

不快感が増してしまいます。

 

 

 

これは

感情を生み出す

脳の古い部分(動物にもある部分)が

活性化して興奮状態だからなんですね。

 

 

 

そして、

感情をコントロールするのは

思考したり判断したリする

脳の新しい部分

人間の人間らしい部分を司るところなんですね。

 

 

 

 

つまり

「イライラする」という原始的な脳の反応を

「不機嫌申請」言葉にすることで

 

 

新しい脳の方にスイッチを入れて

コントロールしやすい状態にするのです。

 

 

 

気持ちを話すとスッキリするのは

発散してスッキリしているのではなく

 

 

言語化することで

感情の勢いにのまれず

コントロールできるようになるから

 

 

気持ちが落ち着くのだそうです。

 

 

 

 

 

次に

取り扱いリクエスト

について説明しますね。

 

 

 

自分一人で

負の感情を抱え込んでいる時

イライラを我慢したリ

気分が落ち込んでいることに耐えていて

 

 

結局、

ずっと自分の負の感情に注目

している状態なんです。

 

 

だからずっと、

気分が悪いままなんですね。

 

 

 

 

 

「どうしてほしいか」という

取り扱いリクエストを伝える

という行為は

 

 

自分の注目

 

負の感情から

一歩未来へ移す効果

があるんです。

 

 

 

つまり

思考がイライラから離れる

ということです。

 

 

 

 

それに

不機嫌申請&

取り扱いリクエスト

人に対してするので

 

当然、相手から反応が返ってきます。

 

 

 

うちの家族の場合だと

私の方をチラリと見ながら

「。。。はぁ~い」

とやれやれ感満載な返事が返ってきます。

 

 

 

実は、これがすっごくいい!

かなり、満足感あります!!

 

 

 

つまり、これは

私の感情を家族が受け止めてくれた

という行為なんですね

 

 

 

アイコンタクト・返事は

スキンシップであり

コミュニケーションですね

 

 

人は親しい人と

コミュニケーションやスキンシップが取れると

安定します。

 

 

それは

オキシトシンという

幸せホルモンが分泌されるからなのですが

 

 

このオキシトシンが

脳の興奮を鎮めてくれる

働きがあるのです。

 

 

 

 

イライラしたら

不機嫌申告

取り扱いリクエスト

 

ぜひ、やってみてください^^

 

 

 

 

最後に大切なポイントです。

 

 

不機嫌申告や取り扱いリクエストをされたら

必ず、受け入れてあげること!

 

 

例え、

「今日は疲れたから宿題さぼる!」

という申告でもです!

 

 

 

家族がママに対して気持ちを伝えてくれたこと

ママが家族に気持ちを伝えられたこと

 

大きな価値があります

 

 

 

伝えてくれた大切な気持ちを

受け入れてあげましょう。

 

 

 

その繰り返しが

家庭で安心して

本当の自分でいられる

ということにつながります。

 

 

 

案外、気持ちを受け止めてもらったら

ちゃんとやったりするもんです^^

 

 

どうですか?

すぐに使える簡単な方法だったでしょ?

 

 

 

ママや家族のイライラが減って

家族みんなが

楽な気持ちで過ごせるようになったら

「ほっとできる家」になっていきますよ♡

 

 

ぜひ、お試しくださいね♡