2016年9月のことですが妻が旅立ちました
9月15日午前2時38分刈〇豊〇総合病院緩和ケア―入院中、妻が旅立ちました
12時に看護師さんと会話して午前2時の巡回ではもう意識がありませんでした
夜中の2時頃容態がおかしいと電話が
急いで行ってみるともう冷たくなっていました
心電図のモニターもなかったので予想外
ドクターが確認したのが2時38分
見つかった時は、すい臓がんが肺にも転移したステージ4bの末期がん
平成26年10月市内のクリニックにかかるもピロリ菌の薬を処方される
妻があっちもこっちも痛いと言うもメンタルなことではないかと・・・・・
その間2度CT撮るも膵臓は異常なし
27年1月刈〇豊〇総合病院にかかるも最初は分からず
自分が一緒に行って食事後12時間以上経って嘔吐した量が多いので
消化液がうまく出ていないんじゃないかと思うので膵臓をよく調べて欲しいと要望
結果、肺にも転移したステージ4bの末期の膵臓がん
嘔吐の原因はがんが十二指腸を圧迫して詰まっていた状態でした
抗がん剤はジェムザール5ヶ月
後はTS-1
余命半年と言われネットでいろいろ検索
わらをもすがる思いで東京MITクリニックで免疫治療(愛知県から新幹線で)
点滴一回で56万円(自由診療)
薬も1ヶ月18万円(18ヶ月服用)
他に高濃度ビタミンC28日で2万7千円
他、鹿角霊芝等
価格は全部当時の値段
点滴は全部で8回射ちました
ネットでNHK夢の扉に出たことのあるClinicaE.Tにがんの血管内治療、横浜まで相談
来るなら死ぬ覚悟でと言われ断念
その他東京医科大学S先生のハイフ治療も電話で尋ねるも
ステントが入って入ると出来ないと断念
血管内治療でゲートタワーIGTクリニックにも電話(この時はまだハイパーサーミアはなかった?)
ニャンコ先生のブログを見てここにも電話
最後はハイパーサーミア
まず名古屋共立病院へ
ここではステントが入っていると膵臓への照射は出来ないので転移先の肺に当てました
8回で1クール健康保険がききます
8回終わったところで京都の千春会病院へ
ここはステントが入っていても出来ますので毎週車で通いました
TS-!の副作用で目が見えにくくなって抗がん剤を中止
癌細胞のリバンドで急に容態が悪化
ハイパーサーミア1クール(8回)自費治療1回その後腹水を抜く為に入院
ここからハイパーサーミアの治療が出来なくなりました
本人の希望で9月1日から緩和病棟に入院
亡くなる前日痛み止め「医療用麻薬」を50%増量(特別ひどくなったわけでもないのに)
オキシコドン(?)40㎎から60㎎(看護師さんに聞いてみた)
ちょっと50%は増やしすぎでは・・・・・
急に沢山増やすと心臓が止まったり呼吸が止まったりします?
嫌な予感が・・・・・
でも、穏やかな顔をしてました
苦しむことなく旅立てて・・・・
9月17日告別式
余命半年と言われて3倍を超える1年8ヶ月生き抜くことが出来ました
すい臓がんのステージ4bで1年生存出来る確率は10人に1人
頑張ってくれたと思ってますが、その分辛い日が長かったかと思うと心が痛みます
亡くなる時は苦しむと思っていたので安らかな眠りは神様に感謝
東京の治療時に歌舞伎、舟木一夫ショーなど観ることも出来ました
(ガンを患った方の参考になればと治療列記しました)
結婚式ここから夫婦のスタート、結婚40年5ヶ月
お正月、最後の息子、娘夫婦との家族旅行
妻と結婚してとても幸せでした
妻に感謝です