こんにちは。

医療コンサルタント&集患増患アドバイザーの 佐藤歓生(サトウヨシオ) です。

今日は電子カルテ化のお話でも…

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現在、紙カルテを使用しているクリニックにとって、電子カルテ化は非常に困難を伴う作業になります。

というのうのも、院内の流れやルールが大きく変わってしまうから。

今まで何年も変わることのなかった、院内の動線や決まりごとが、電子カルテ化することで大きく変わってしまうんです。

例えば、患者さんに症状を書いてもらう、問診票。

紙のカルテであれば、カルテに問診票を貼ってしまえば、それでおしまいです。

でも電子カルテになると、問診内容を先生やスタッフが電子カルテに入力するか、スキャナで読み込む必要が出てきます。

こういう小さなことから大きなことまで、新しくルールを決めなければいけないことが沢山出てきます。

まるで、新規開業のときと同じように…。

でも新規開業であれば、ゼロからのスタートですので、新しくルールを作ったとしても共有化しやすいのですが、紙カルテを使用していた既存のクリニックが新たなルールを作るということは、慣れ親しんだ今までの決まりごとをバッサリ捨て去ることなので、現場には大きな混乱が生じます。

その混乱を避けるためには、何度も何度もシミュレーションを行う必要があります。

先生やスタッフの皆さんに、電子カルテ化のメリットを享受していただき、出来るだけストレスを与えないよう周到な準備をすることが重要です。

せっかく導入していただくのなら、先生やスタッフ、そして患者さんにも電子カルテにしてよかったね…って言っていただきたいんです。


最後までお読みいただきありがとうございました。