こんにちは。

医療コンサルタント&集患増患アドバイザーの 佐藤歓生(サトウヨシオ) です。


皆さんは、自分は運が良いと思っていますか?

それとも運が悪いと思っていますか?

実はある実験で、運が良いと思っている人と運が悪いと思っている人では、見えてる世界が違うということがわかりました。


イギリスの心理学者リチャード・ワイズマンがこんな実験を行いました。

自分のことを幸運だと思っている人と不運だと思っている人を何人か集め、それぞれに同じ内容の新聞を渡します。

そして、新聞の中に写真が合計で何枚あるかを数えさせました。



不運な人々は平均で数分かかりましたが、幸運だと思っているの多くはわずか数秒でした。

何故、こんな違いが生じたんでしょう?

実は、新聞を開いて2ページ目に、5センチ四方のスペースを使って、大きめのフォントでこんな文章が書いてあったんです。

「この新聞の中には実は43枚の写真があります。もう数えなくていいですよ」

幸運だと思っている人の多くはこのメッセージを見つけることが出来ましたが、不運だと思っている人のほとんどはこのメッセージを見落としていました。

そのページを見ていない訳ではありません。

このメッセージが存在していたにもかかわらず、見えてなかったんです。


実はこの実験では、もう一つ新聞に仕掛けがしてありました。

途中のページにもう一つメッセージがあったんです。

その内容はこういうものでした。

「このメッセージに気付いた方は今すぐ数えるのを止めて係員を呼んで下さい。もれなく250ポンド差し上げます」


もうお分かりですよね…

このページも不運は人はほとんど見つけることが出来ませんでした。

250ポンドを受け取ったのはほぼすべて運が良いと思っていて、なおかつ2ページ目のコメントを見逃してしまった人たち。


不運だと思っている人たちは、視野が狭くなり、緊張状態にあるようです。

それが原因となって、気付くことが出来ない…


運が良いと思っている人のところにはチャンスがやってきます。

運が悪いと思っている人にもチャンスは訪れているのかもしれませんが、残念ながら気づかない…

結局は、幸運な人と不運な人では、見えてる世界が違うんです。


こんなにも違うなら、自分は運が良いと思って生きていきたいものですね。


最後までお読みいただきありがとうございました。