こんにちは。

医療コンサルタント&集患増患アドバイザーの 佐藤歓生(サトウヨシオ) です。


コンフォート原則」という言葉があります。

これは、日常生活において、長時間使うものには多少高価でも良い物を使うことで快適に過ごそうというもの。


例えば、睡眠に関するものなどはその最たるものです。

一日平均7時間眠るとして、一年間では

7(時間) × 365(日) = 2555(時間)

実に1年のうち3ヶ月半も布団の中で過ごしている計算になります。

仮に30万円するベッドを購入したとしても、10年使用するとすれば

300000(円) ÷ {2555(時間) × 10(年)} =約11.7(円)

どうでしょう?

30万円のベッドというと、結構高く感じますが、1時間あたり 12円弱で快適な眠りが手に入ると考えれば安いものではないでしょうか?

とは言っても自分じゃ買えませんけど…(笑)


これが診察室の先生の椅子にも当てはまります。



一日平均8時間の診察で、月平均稼働日数を22日とすると、

8(時間) × 22(日) × 12(ヶ月) = 2112(時間)

実に年間2112時間も椅子に座っていることになります。

仮に10万円の高級な椅子を、5年間使い続ければ…

100000(円) ÷ {2112(時間) × 5(年間)} =約9.5(円)

1時間あたり、10円程度で快適さが手に入ることになります。

もちろん、高ければ良いというものではありません。

合う合わないはあるので、実際座ってみて身体にフィットするものを探す必要はありますが、1時間あたり僅かな金額で快適な座り心地が手に入るなら安いものです。


クリニック運営で大切なのは、ドクターからいかに雑務や事務処理、ストレスを切り離すかということ。

それが出来ると、先生は診察に専念することが出来ます。

ということは、よく患者を診ることが出来るようなる。

すると患者満足度も向上しますので、結果的にクリニックの評価が高まることになります。


たかが椅子…かもしれませんが、ストレスフリーで快適な座り心地の椅子は、ドクターが診察に専念できる環境作りのお手伝いをしてくれるかもしれません。


最後までお読みいただきありがとうございました。