こんにちは。

集患増患アドバイザー&医療コンサルタントの 佐藤歓生(サトウヨシオ) です。


あっという間に今年も終わろうとしています。

今日で仕事納めという方も多かったのではないでしょうか。

年末年始を自宅以外で迎えられる方もたくさんいると思います。


せっかくの楽しい旅行中、もし体調を崩してしてしまったら、もしケガをしてしまったら、どうしたらいいんでしょうか?

今日はそいういったときの対処法についてお話したいと思います。



まず、帰省先旅行先にも、念のため保険証を持って行って下さい。

昔は保険証が大きく携帯するのも多少不便でしたが、最近はほとんどがカードタイプになっているので、簡単に携帯できます。

急な病気のときに保険証がないと、基本的に全額自費になってしまいます。

その後、保険証を持参すれば差額分を返還してもらえるんですが、帰省先や旅先ではそれが難しい…

万が一のことを考えて、保険証は必ず携帯して下さい。


次に、どこに行くか。

年末年始は医療機関も休みのところが多いので、病院の救急外来か市や医師会がやっている休日診療所に行くことになると思います。

電話帳やネットで簡単に調べることが出来るので、近くの施設を探してみて下さい。

ホテルや旅館に宿泊しているならば、フロントで教えてもらえるはずです。

ただ、この年末年始の時期は、ほとんどの医療機関が休んでいるので、救急外来や休日診療所は非常に混み合います。

ですので、軽い風邪や大したことのないケガであれば、受診しないほうがいいかもしれません。



あと、気を付けていただきたいのが、小さいお子さんなどがいて、保険証の他に乳幼児(児童)医療費助成制度の医療証を持っている場合。

マル乳とか乳児医療証とか言われたりするものですが、これを持っていると普段は窓口での負担がなかったり、安い一部負担金だけで診察を受けたりすることが出来ると思います。

ですが、この医療証は基本的に自分が住んでいる都道府県以外では使用出来ません。

それは、地方の単独事業だから。

全国共通の制度ではないんです。

助成があるところもあればないところもある。

乳幼児や児童以外では、一人親家庭に対する助成や障害者に対する助成などもあったりしますが、これも都道府県によって異なります。

普段とおなじ感覚で、保険証と医療証を持って行っても、帰省先や旅行先では一部負担金が発生しますのでくれぐれもご注意下さい。

ただ、これは自宅に戻った後に、そのときの領収書を持って市区町村役場に行くと、差額分の金額を支払ってもらえます。

これ、ご存じない方も結構いらっしゃるので、是非とも覚えておいて下さい。


何はともあれ、体調を崩したりケガをしないのが一番です。

素敵な年末年始をお過ごし下さい。


最後までお読みいただきありがとうございました。