凍てつく朝
連日、
氷点下


吐息も白く
車のドアは、凍って開かない。
なのに、雪のように白く薄く柔らかな花びらに覆われた弱々しい花なのに寒空の朝に凛と咲いている。
美しい。

こんなに寒いのに精一杯咲いてるのね。
寒くて木々の葉も枯れ落ちて裸木
殺風景な冬の寂しい景色に彩りを添えてくれる。

朝からは、息をするたびに真っ白な吐息に包まれて
花びらの白く透き通る透明感をみていると心が洗われるようで癒されます。



















毎日の病院通いにも慣れて来て、疲労感のお陰で、睡眠が深くなったため、そのお陰なのか知らないけど
毎晩のように寝返りで必ず激しい痛みのために起こされることは無くなりました。
おまけに昨日は、鍼の日

鍼の後に、お灸をして頂きました。
右腕の通電をはじめてからは、痛みが落ち着いて来ています。
更には、お灸をすると、重くて鉛のように硬くなったところが、鉛の重りを外したかのように軽くなるので不思議です。
楽になるぅ~。





そして、眠くなる。





鍼の日の質のよい睡眠は、身体の回復に有難いですね。
とても、よく眠れて身体が楽になります。
痛みはいわば、身体の異常をお知らせしてくれるシグナルと考えれば、脳に異常なお知らせが来ていて痛みを感じていると考えられる。
脳が忙しく働いているのなら、やはり休息が必要でしょう。
質のよい睡眠は、脳疲労の回復には欠かせません。
脳疲労の回復は、痛みのコントロールに繋がるのです。
ここ大事



アンダーライン
赤ペンチェック


私の場合は、薬剤過敏があり激しい副作用に悩まされました。
更には、アレルギー体質によりテープもかぶれるので使えない。
胃の激痛があり、飲み薬も受け付けてくれない。
どうしょう。。・゜・(ノД`)・゜・。
なかなか思うように西洋薬が使えない。
なら漢方薬を調べよう!探そう!!
そして、これらを補うために鍼治療をはじめたのが、きっかけでした。
これが、年月を経て、今では、西洋薬に加えて漢方薬の調整と鍼の併用が主な治療となりました。
西洋医学と鍼などの東洋医学がメインの治療です。
西洋医学は、なぜ病気になったかと原因を追求して、その原因を除去しようという医学を パソジェネシス (病因追及論)という。
東洋医学は、いかに健康に戻すか、健康な部分をより活性化させ、歪みを是正しようという医学を
サルトジェネシス (健康創成論)という。
西洋医学と東洋医学の橋渡しに心身医学がある。
更には、患者自身の自律性によるセルフコントロール(自己管理力)をつけて行き調整していけると全人的医療となるでしょう。
なかなか全人的医療なんてものが受けられる医療機関は、ございません。
ならば、自ずから勉強してセルフコントロール力を身につけるしかない

と思ったのです。
医療機関の対応のずさんさや手荒さや人権でさえ護られていないような対応ばかり…残念な思いでいっぱい。
それは、医療に期待しているから故に、そのガッカリ感
は、激しかった。

泣いたり、凹んでばかりもいられない。
こうやって、私の自己リハビリは初まりました。
いつの日か、医療機関で、
全人的医療
なんてものが受けられる時代が来て欲しい
と夢見るアップルミントであった。





その前に人権は護られ線維筋痛症の患者の診療や受け入れや、疼痛コントロールの薬剤適応拡大、重症化した場合の入院管理、麻薬適応の管理など、これらが真摯に医療機関に対応してもらえるようになるのが、当たり前になってからのことです。
果てしなく道は、遠く。


体質・症状・病気で選ぶ漢方薬の手引き 増補改訂版
監修 永田勝太郎
浜松医科大学医学部付属病院心療内科科長・WHO心身医学・精神薬理学教授
小学館
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