スルメの舞台「フラガール」の鑑賞(その2)
スルメです、昨日の舞台の感想の続きです。
この舞台「フラガール」の内容(ストーリー)の説明を
することはあえて避けたいと思います。
しかし、本当に肌で感じたことがあります。
演技する方達がフィルムの中でなく実在の人物で
あるというのは圧倒的にリアリティがあり、
全身で演技することがダイレクトに伝わってくること
でした。
テレビなどでアップで演技した姿を見ていることに
慣れている中で、舞台を見るのは新鮮でした。
生で演技する方からの情報量がいかに多いかという
ことを痛感しました。
また、演技の上手、下手というのは素人でもわかるん
だなぁと感じました。
主役は確かにその中心にあるのですが、その舞台に
参加している全ての人の表情が手に取るように判ると
いうのは、実に得がたい緊張感を持って鑑賞することが
できました。
この舞台の最も重要な、踊りのシーンなどはまさに
全てを観客の前で公開しているわけですから
この人数の踊りを観るのはハワイアンズダンシング
チーム以外では初めての体験でした。
しかもほとんどの曲はよく知っている曲目ばかり
スルメのように映画を何度も見た方がほとんどと
想像されます。
全てをべたほめと言うことではありませんが
ひとつだけ残念な事があります。
音楽の使い方が舞台用なんですが
映画のファンとしては何かが足りません。
いかに映画の音楽が凄かったかが判ります。
続く